団体信用生命保険について基本的な情報はこの記事を見る事で理解できます。
生命保険、医療保険の営業経験のある背景から、団体信用生命保険について紹介します。
- 団信について基本的な知識を得たい人
- 告知等の加入条件を知りたい人
※保障内容や告知等は必ず自分でお調べください。
※個人のライフスタイルや将来設計によります。
団体信用生命保険(団信)について
住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。
団信に加入していない場合に、返済者に万が一のことがあった際、残された家族が住宅ローンを返済し続けなくてはなりません。
マイホームに安心して住み続けるために、団信はとても重要なものです。
多くの金融機関は団信の加入を住宅ローン借入れの条件としています。
この場合には、保険料は金利に含まれており、別途に保険料支払いは発生しません。
しかし、健康状態が良好でないといけません。病気や怪我で保険に加入できる状態ではないと判断されてしまう事もあります。
健康でいることは、より良い住宅ローンを借入れするためにも必要なことなのです。
なお、健康上の理由で通常の団信に加入できない場合には、引受け基準が拡大された「ワイド団信」が加入できることもございます。
一般団信の基本的な保障



死亡保障
ローン返済者が、死亡した際に、住宅ローン残債を完済させる保障です。
高度障害状態
一般団信は、死亡の時だけと誤解している人も多いですが、高度障害状態になったときも保障の対象です。下記の状態に該当すると、住宅ローン残債を完済させることができます。
両眼の視力を全く永久に失った状態
矯正視力が0.02以下(1眼ずつの測定)になり、回復の見込みがない。
言語またはそしゃくの機能を全く永久に失った状態
言語の機能を失うとは、しゃべれなくなるということで、口唇音(こうしんおん|バ行、パ行、マ行等)、歯舌音(しぜつおん|シ、シュ等)、口蓋音(こうがいおん|ヤ行、カ行等)、喉頭音(こうとうおん|ハ行等)の4種のうち3種以上の発音が不能で回復の見込みがない場合、脳言語中枢の損傷による失語症で回復の見込みがない場合、声帯全部の摘出により発音が不能な場合のことである。
そしゃくの機能を失うとは、流動食(「液体」または「おも湯(かゆは含まない)」)以外のものを摂取できない。
中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要する状態
脳や脊椎の障害などで、ずっと介護が必要な状態であること。「常に介護を要する」とは、食事や排泄、着替え、歩行、入浴など自分では何もできず、ほぼ寝たきりの状態を指す。
例えば、半身麻痺で入浴や歩行などが無理であっても、片手で食事ができれば「常に介護を要する」には該当しない。
胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要する状態
肺や心臓、消化器などの臓器の障害で、ずっと介護が必要な状態であること。
両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った状態
両腕とも手首以上で切断しているか、両腕が全く動かせず機能しない状態のことである。
両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った状態
両脚とも足首以上で切断しているか、両足が全く動かせず機能しない状態のことである。
1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った状態
片腕を手首以上で切断し、片脚を足首以上で切断するか、全く動かせない状態のことである。
1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足首以上で失った状態
片脚を足首以上で切断し、片腕を手首以上で切断するか、全く動かせない状態のことである。
団信プラスα
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通常の団信の保障に加えて、三大疾病保障付き、七大疾病保障付きなど、特約付きの団信も数多く存在します。例えば、「ガン団信」。
今は、2人に1人が生涯でガンを発症し、3人に1人が亡くなると言われております(男女で差はございます。)。
何千万も借金をして、購入する不動産ですが、団信の特約でガン団信をプラスすると、「ガンと診断された」だけでローン残高が0円になるというものも存在します。
ガンについての詳細はこちらのページをご参照ください⇒国立ガンセンター
団信が加入不可の可能性がある病気
団体信用生命保険は、通常の民間の生命保険や、医療保険と比べますと告知事項は少ないですが、お薬を飲まれていたり、健康診断で指摘があると、その旨を告知しなければならないときがございます。
否決となってしまう可能性のある病気の代表例としては
- 過去にガンの診断を受けたことがある
- 脳関係の病気
- 肝臓関連の病気
- 心臓関連の病気
などがあります。
団体信用生命保険(団信)の選び方
団信の種類は銀行によって多種多様、たくさんあってどれが良いのか判断しずらいこともあるかもしれません。
ここでは、何を基準に選ぶと良いのかを解説いたします。
上乗せ金利は何パーセントか
通常の団信に特約で追加すると、金利が上乗せされます。0.1%~0.3%程度がよく有る上乗せ金利です。
金利を上乗せしても支払が苦労しない特約を選ぶ事も必要ですし、上乗せ分の効果が期待できる特約を追加したいところです。
保険金が出る「きっかけ」を注意して確認するようにしましょう。
民間の保険でも言えることですが、保険はどのような状態になったときに保険金が出るか、が大切な要素となってきます。
例えば下記の3つの例があったとします。
A. 全疾病保証 金利上乗無
1か月働けない状態が続いたとき2か月目から毎月の住宅ローン支払分を保険金で保証する。名前の通り全疾病を網羅的に保証できる事に安心感がある。
B. 三大疾病保証(ガン、急性心筋梗塞、脳卒中) 金利上乗0.3%
ガンは診断確定をきっかけに残ローンを全て保険金で完済できる。
急性心筋梗塞は入院をきっかけに残ローンを全て保険金で完済できる。
脳卒中は入院をきっかけに残ローンを全て保険金で完済できる。
C. ガン保証 金利上乗せ0.1%
ガンの診断確定をきっかけに残ローンを全て保険金で完済できる。
私が選ぶとしたら、BかCを選びます。
Aはパット見全ての病気が保証される点が、範囲が広く保証ができて安心感があるように見えます。
金利上乗せ無しなのことも良い点です。
しかし、1か月以上働けない状態になるような事はどれほどの確率でしょうか?
働けない状態というのはそのほとんどは入院期間に依存します。
平均入院期間は1週間を切っている現代では、発動するタイミングが少なく、発動したとしても月の支払分しか保険金は出ないので、恩恵としては少ないです。
住宅ローンではなく、民間の保険で準備するのが賢明ではないかと考えます。
Bについては、金利上乗せが多いものの、ガンは診断確定の時点でローン完済、急性心筋梗塞と脳卒中は入院をきっかけとしてローン完済になるのは、一気に数千万円の保険金が出る可能性があるため、恩恵が大きいです。
この三大疾病に関しては命に係わることも多く、今まで通りに仕事ができなくなってしまうこともあるため、将来のリスクヘッジになります。
Cについては、ガンそのものに心配をしている人は一定数おり、国立ガンセンターが発表している情報によると2人に1人が一生涯でガンになる可能性があり、3人に1人が亡くなるという調査結果があります。
ガンだけで備えたい人にお勧めです。ガン特約のほとんどが診断確定時点でローン完済なのでお勧めです。
団信と生命保険はどちらが得なのか
団信と生命保険を簡易的に比べて見ます。
借入3,000万円、金利0.6%で借りると約79,200円です。
ガン特約を金利上乗せ0.1%で借りると、3,000万円、金利0.7%、約80,500円です。
ガン特約分の保険料は、約1,300円となりました。
借入5,000万円、金利0.6%で借りると約132,000円です。
ガン特約を金利上乗せ0.1%で借りると、3,000万円、金利0.7%、約134,200円です。
ガン特約分の保険料は、約2,200円となりました。
民間の生命保険会社でガン保険を入ろうとすると、若くても月2,000円以上することが多いでしょう。
また、ガン保険の場合は、一時金100万円、入院1日1万円、手術50万円一時金などの保証額が一般的ですが、住宅ローンの場合は、ガンと診断された場合は数千万円のローンが完済する保険です。
保障される額に大きな違いが出ます。
保障額が多い
保険料が安い
年齢によって保険料上がることはない
ローン完済まで続く保証
民間でガン保険に入るメリット
団信とは違い、一時金をもらえるので、自由に使えるお金が保証される
民間のガン保険は、入院や手術等の治療費にあてる費用が保証される
団信はローン借入が終わったら終了だが、民間の保険は終身に入ることができる
保証額や、保険金額を考えると、団信が有利な条件と言えるでしょう。
しかし、高齢になったときまでを見越した長期目線で考えた場合は、民間の保険が有利な条件と言えるでしょう。
保証については、団信だと借金の返済のみですが、民間のガン保険だと、これからかかる治療費に充てることができます。
まとめ
団体信用生命保険とは、万が一のときに、家族を守ることができる生命保険です。
不動産購入による大きな借金が、資産売却によって、家計の助けになります。
過去に私のお客様でも、ご主人がお若く亡くなってしまい、お子様が二人いて家計が苦しくなる時期があるお客様がいました。
不動産については団信の保険金で住宅ローンが完済し、万が一現金が必要になったときは売却して現金化する方法を選ぶ事ができる、とても大きな家計の助けとなりました。
特に、ガンや、心疾患に関しては、保険金が出るきっかけとして、「入院すると」や「診断されたら」というものがございます。
あまり考えたくない事ですが、将来をより豊かに、より安定を保つために、より笑顔に過ごすために必要なものでございます。
土地と戸建てを知りたい人はこちらのページをご参照ください⇒土地と戸建ての住宅メディア – 何も知らずに家を買うな






















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