中古マンションの賃貸と購入の比較!結局どっちがいいのかメリットとデメリットを解説

賃貸と購入どちらが良いのかは永久の議題です。今回は賃料と購入を実際に計算して、高齢になるまでを比べるとどうなるかを書いてみました。
こんな人におすすめ
  • 賃貸と購入どちらにするか迷っている
  • 将来における、賃料支出のシミュレーションを見たい
  • 賃貸と購入でどちらが損なのかを知りたい
目次

賃貸vs購入 比較

まずは、それぞれの支出を計算してみます。


賃貸の支出

★賃貸総支出費用

年齢35歳、賃料9万円、更新料9万円、2年更新と仮定した場合

10年×12カ月=120カ月

賃料総支払額 1,080万円

更新料総支払額 45万円

合計 1,125万円

賃貸の支出合計

10年間は120月、更新は2年に一度、普通はイベントや家族構成の変化で引っ越しをする為、現状よりも高い賃料になる可能性が高いですが、ここでは一旦10年間同じ賃料だった場合の計算をします。

10年間で合計1,125万円が支出です。

購入の支出

★購入総支出費用

借入金額3,000万円、借入期間35年、金利0.53%と想定すると

月々の住宅ローン支払い額は、78,207円です。

管理費と修繕積立金を仮に25,000円

固定資産税と都市計画税が毎年8万円と仮定します。

10年×12カ月=120カ月

住宅ローン総支払 9,384,840円

管理費と修繕積立金 3,000,000円

固定資産税と都市計画税 800,000万円

合計 13,184,840円

購入の支出合計

金利の変動によって月支払は変動しますが今回は10年間同じとします。

10年間で合計1,318万円の支出です。

 

賃貸と購入の比較

購入総支出1,318万円-1,125万円=193万円

単に差し引きすると購入をしたほうが得をする結果になりました。

※金融情勢、不動産情勢、世界情勢等は排除しています。

 


10年後に売却した場合に手元に残る資金は思いの外多い

10年間住宅ローン返済をして売却をした場合 手元に残るお金

★10年後の残債と諸費用

借入額3,000万円から10年間で支払った元金総支払額 8,016,742円を引くと

21,983,258円が残債です。この金額以上で売却することが買い替えの条件です。

売却時概算諸費用 941,000円(仲介手数料や登記費用)

つまり、2,198万円と94万円を合計した22,924,258円以上の金額で売却ができれば、買い替えが可能です。

残債+売却時諸費用以下の売却の場合は?

2,292万円以下の売却の場合は、手出しで費用負担が発生します。

例えば、2,100万円で物件が売れた場合は、192万円の手出しが発生します。

 

★2,500万円で売る場合

売却価格2,500万円-22,924,258円=2,075,742円が手元に残ります。

手元に残る資金

購入時より価格が下がったと想定して、2,500万円で売ったとしても、約200万円現金が残ります。

もし、売却価格が買ったときと変わらず3,000万円の場合は、700万円が手元に残ります。

 


10年後に売却した場合の支出はどちらが多いのか

賃貸の支出

賃貸の支出 賃貸総支出1,125万円

 

購入した場合の支出

金利分 1,368,098円

管理費と修繕積立金 3,000,000円

固定資産税と都市計画税 800,000円

合計 5,168,098円

経費として支払っているのは、住宅ローン月額費用ではなく金利部分です。

他にも固定資産税や管理費等は支出と考えます。

購入価格と売却価格の差額はそのときの相場によって、高くなることもあれば、同じ価格になることもあり、安くなることもあるので、含めないこととします。

 

賃貸と購入の支出の差額

賃貸支出 11,250,000円

購入支出 5,168,098円

11,250,000円ー5,168,098円=6,081,902円

なんと、購入の支出は賃貸に比べると約600万円も少ない結果になりました。

仮に、物件価格が500万円下がったとしても、購入をすることで支出を抑えられるということになります。

 


お金以外で購入することのメリット

10年で見る売却計画でも支出に600万円も差が出ます。

しかも購入する場合は、賃貸とは違い多角的なメリットがあります。

  • 万が一高度障害になった場合は、お亡くなりになった時には団体信用生命保険が発動し、ローン完済し、残された家族の助けとなる
  • 間取りは自由に使える
  • 借りている物ではないため、部屋の使い方にストレスが無い
  • 今回は売却価格が500万円下がる計算だが、売却価格がもっと高い価格で売れるとしたら手元に残る現金は多くなります。

運用を重ねると

これが15年後や20年後の売却になるとしたら更に差額が発生します。

 


15年後に売却した場合に手元に残る現金、支出はどうなのか

15年後の残債と諸費用

★15年後の残債と諸費用

借入額3,000万円から15年間で支払った元金総支払額 12,185,659円を引くと

17,814,341円が残債です。売却時概算諸費用941,000円とした場合

18,755,341円が残債と諸費用の合計です。

 

★2,500万円で売る場合

売却価格2,500万円-18,755,341円=6,244,659円が手元に残ります。

 

賃貸の支出

賃貸の総支出 16,875,000円

購入した場合の支出

金利分 1,891,565円

管理費と修繕積立金 4,500,000円

固定資産税と都市計画税 1,200,000円

合計 7,591,565円

 

賃貸と購入の支出の差額

賃貸支出16,875,000円-購入支出7,591,565円=9,283,435円も購入することで支出を抑えることができます。

 


20年後に売却した場合に手元に残る現金、支出はどうなのか

20年後の残債と諸費用

★20年後の残債と諸費用

借入額3,000万円から20年間で支払った元金総支払額 16,465,509円を引くと

13,534,491円が残債です。売却時概算諸費用941,000円とした場合

14,475,491円が残債と諸費用の合計です。

 

★2,500万円で売る場合

売却価格2,500万円-14,475,491円=15,524,509円が手元に残ります。

 

賃貸の支出

賃貸の総支出 22,500,000

購入した場合の支出

金利分 2,304,171

管理費と修繕積立金 6,000,000

固定資産税と都市計画税 1,600,000

合計 9,904,171円

賃貸と購入の支出の差額

賃貸支出22,500,000円-購入支出9,904,171円=12,595,829円も購入することで支出を抑えることができます。


25年後に売却した場合に手元に残る現金、支出はどうなのか

25年後の残債と諸費用

★25年後の残債と諸費用

借入額3,000万円から25年間で支払った元金総支払額 20,859,131円を引くと

9,140,869円が残債です。売却時概算諸費用941,000円とした場合

10,081,869円が残債と諸費用の合計です。

 

★2,500万円で売る場合

売却価格2,500万円-10,081,869円=14,918,131円が手元に残ります。

 

賃貸の支出

賃貸の総支出 28,125,000

 

購入した場合の支出

金利分 2,602,969

管理費と修繕積立金 7,500,000

固定資産税と都市計画税 2,000,000

合計 12,102,969円

 

賃貸と購入の支出の差額

賃貸支出28,125,000円-購入支出12,102,969円=16,022,031円も購入することで支出を抑えることができます。

 


購入vs賃貸は結局どちらが良いのか メリットとデメリット

今回の計算だけで言うと、結果的に支出の少ない購入が良い結果になりました。しかし、置かれている状況それぞれに合わせて将来設計は変わるものです。

例えば、転勤が多い人は購入は向いていないかもしれません。しかし多くの人が転勤は少ない場合が多いです。

どちらにしても賃貸で住み続けると、高齢になったときに借りられないリスクや、長期的にみた資産形成のリスクも賃貸だと解消が難しくなります。

 

賃貸のメリットとデメリット

メリットデメリット

すぐに引っ越せる
借金がない
固都税等の税金負担は不要
設備不良は管理会社にお願いできる

自分のものにならない
部屋を改造できない
ファミリー向け物件が少ない
高齢になると借りにくい

賃貸の場合のメリットは身軽さと言えるでしょう。借金がないことで、転勤になったり、その家が嫌になったり、飽きたり、トラブルがあったりしたら、すぐ引っ越しを検討できます。

 

購入のメリットとデメリット

メリットデメリット
所有権を持てる
団信のメリットがある
部屋を改造できる
貸すことができる
多額の借金をすることになる
金利の上下で支払いに影響する
賃貸に比べると引っ越ししずらい
災害リスク

購入をすると、簡単には引っ越しはできません。次の引っ越し先が賃貸であればすぐに引っ越しはできますが、引っ越し先も購入したいとなると、次買いたい物件を見つけるのにそれなりに時間がかかります。

しかも、今住んでいる家も売却しなければなりません。賃貸とは違って、計画的に進めなければ買い替えは成立しないのです。

物件検索サイト SUUMO

まとめ

賃貸と購入の比較は、永遠の課題とも言えますよね。

多くのメリットとデメリットがありますが、皆さん「いつか買う」と考えている人が多いみたいです。

いつか買うんであれば、早いほうがいいでしょう。

年代はいつ頃がベストかどうかについては下記の記事を参考にしてください。

20代:20代でマイホーム購入をした後悔と成功。メリットとデメリットを徹底解説 – ミクロ不動産

30代:30歳、30代でマンションなどのマイホーム購入はベストの年齢。メリットとデメリットを徹底解説 – ミクロ不動産

40代:40歳、40代でマイホーム購入は遅い?!不動産購入の平均年齢は40歳!! – ミクロ不動産

50代:50代のマイホーム購入で住宅ローンの審査と、リバースモーゲージについて – ミクロ不動産

 

 


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この記事を書いた人

不動産を愛しています。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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