手取り30万で住宅ローンの支払月10万円は可能か。いくらまで借りることがでくるのか

手取りに合わせて、家賃や、住宅ローンの支払はバランス良い状態でないと、引っ越し後に支払いが枯渇してしまい、苦しい思いをしてしまいます。


今回は、客観的なデータも含めて解説します。

こんな人におすすめ
  • 手取り30万円程度で、不動産購入を検討している
  • 賃貸をやめて購入しようと検討している
目次

手取り30万円で住宅ローン月々10万円は可能か検証

令和6年の賃金推移

参考URL:厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況

厚生労働省が出している令和6年賃金構造基本統計調査の結果の概要によると、一般労働者の平均賃金は、男女計33万円、男性36.3万円、女性27.5万円となっています。

これは、残業代や休日出勤を除いた額面賃金です。所得税や、社会保険等で、20%程度ひかれるとすると、日本の平均賃金の手取りは、30万円を少し下回る結果ということになります。

 

令和6年の平均生活費

参考URL:家 計 調 査 報 告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要

統計局の2024年度のデータによると、二人以上世帯(平均世帯人員2.88人、世帯主の平均年齢60.4歳)の1か月の平均生活費は、平均で30万円程度のようです。

子供を産むと少なくとも3人になるなかで、手取り30万円だと、生活費が足りないように思えます。

 

一人暮らしの生活費は?

皆さん一人暮らしは経験者が多いことでしょう。人によって、支出にバラつきが大きい一人暮らしですが、同棲しているか、シェアハウスか、などによっても違いが出るため一概には言えませんが、20万円以下に抑えている人が多いと思います。

単身の不動産購入について解説記事:30代、40代の単身女性の中古マンション購入 100人以上から聞いた購入動機

 

データから見た結論
  • 一人暮らしで、自分のだけの生活費の場合は成り立つ
  • 夫婦で暮らす場合に、手取り30万円だと物理的に足りない可能性がある
  • 家族で暮らす場合も、手取り30万円だと物理的に足りない可能性がある

 


手取り30万円の人が組める住宅ローンの額は??

手取り30万円の場合は、額面はおおよそ37万円~40万円くらいでしょう。

37万円と仮定した場合は、444万円の年収ということになります。

借りる住宅ローン商品にもよりますが、おおよそ年収の7.9倍くらいが借りられる額です。

444万円の年収だと3,500万円ということになります。

3,500万円のローンを借りると、月の支払は9万円台くらいになります。

マンションを買う場合は、管理費と修繕積立金が25,000円くらいかかるため、合わせると、11万円を超えます。

 


手取り30万円で住宅ローン10万円を可能とする方法

ボーナス返済を利用する

ボーナス返済と聞くと、「自分はボーナスはない」という人がいたり、ボーナス支払いは「数十万円を一気に支払わなければならない」イメージを持たれがちです。

しかし、銀行にもよりますが、ボーナス返済は年間10万円から設定することができます。

つまり、半年に1回5万円をボーナス返済することができれば、成立します。

これができると、月の支払は9,000円くらい下がる可能性があります。

ぜひ検討してみてください。

ボーナス返済について:年収600万円で住宅ローン5,000万円はきつい?簡単に月支払額を下げる方法!ボーナス支払は神制度!

 

戸建てを買う

マンションではなく、戸建てであれば、管理費と修繕積立金の支払がないので、その分、月支払いは少なく済みます。

 

2人以上世帯の場合は、夫婦共働きを前提とする

一人の収入では賄えない場合は、将来の収入計画を一人ではなく、二人で働いて計画することで一気に収支計画がラクになります。

ぺアローンと収入合算の違い:住宅ローンでペアローンと収入合算の違い、メリットとデメリットまとめ

頭金を用意する

頭金を用意することで、月の支払を軽減できます。

100万円用意すると2,500円くらい月支払いが軽減できます。1万円下げるためには、400万円くらいの頭金が必要ということになります。

頭金実質0円の解説:不動産購入の初期費用(諸費用)の計算 手付金 頭金の相場 頭金実質0円の仕組みを解説

 

副業で収入を補う

副業で収入を補う方法は、おすすめはできませんが、選択肢の一つとして考えることができます。

 


手取り30万円で、住宅ローン10万円以上はやめたほうがいい人

おすすめできない人
  • 住宅ローンの支払が手取りの3分の1を超えている人。
  • 2人以上世帯で、一人の収入のみで生活している人。

 


まとめ

今回は、平均賃金に近い、手取り30万円に絞って、支払額が妥当であるかどうかをまとめました。

今後、年収が上がることが固い人にとっては、今のうちから少し背伸びをして購入するのも一つの選択肢だと思います。

一人暮らしで購入する場合には、3,500万円以内くらいの物件に収まることも多いですが、2人以上世帯となると50㎡以上を求める人が多く、4,000万円以上の物件を検討しなければ、良い場所で買えない可能性も出てきます。

無理をして買って、今後の支出がキツくなってしまうくらいであれば、もしかしたら購入するタイミングではないのかもしれません。


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この記事を書いた人

不動産を愛しています。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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