中古マンションや中古戸建てを購入しようとすると、必ず向き合うことになるのが「住宅ローンの仮審査」。
物件を気に入って、いざ申し込みをしようとしたとき、多くの人がふと不安になるのがこのポイントです。
「仮審査って、どれくらいの人が落ちるの?」
「自分は大丈夫なんだろうか…」
「もし落ちたら、もう家は買えないの?」
こんな疑問や不安を抱えたまま、内見や物件探しを続けている方は本当に多いです。
実際、私がこれまで1000人以上のお客様を接客してきた中でも、仮審査前に不安を抱えている方は少なくありませんでした。
この記事では、そんなあなたの不安を少しでも軽くできるよう、私の実体験をもとに、できるだけわかりやすく、そして寄り添うように解説していきます。
「専門用語ばかりで難しい…」と感じる方でも、読み進めるだけで自然と理解できるように構成しています。
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仮審査で落ちる確率とは?
1000人以上を接客してきた私の“リアルな体感値”
住宅ローンの仮審査には、物件の審査項目だけでも20以上、
そして、あなた自身の「属性」に関する審査項目も20以上あります。
つまり、合計すると40項目以上のチェックポイントがあるということです。
これだけ聞くと、「そんなに見られるの…?」と不安になるかもしれません。
ですが、ここでは細かい項目の話ではなく、あなたが一番知りたいであろう「確率」に絞ってお伝えします。
私がこれまで1000人以上のお客様を担当してきた中での体感値としては、
100人中5人ほどが仮審査で落ちている
つまり、**約5%**という数字です。
もちろん、銀行や物件、個人の状況によって多少の差はあります。
しかし、極端に高い確率ではありませんし、逆に「絶対に通る」というものでもありません。
大切なのは、
落ちる人には落ちる理由がある
ということです。
そして、その理由の多くは事前に把握できるものばかり。
つまり、準備次第で回避できるケースが非常に多いのです。
仮審査で落ちる要因として最も多いのは?
仮審査に落ちる理由はさまざまですが、私が実際に見てきた中で、最も多い原因は明確です。
それは…
個人信用情報の傷
過去の履歴は、想像以上に重く見られます
住宅ローン審査で最も重視されるのが、あなたの「信用情報」。
これは、過去の支払い状況や借入状況が記録されているデータで、銀行は必ずチェックします。
具体的には、
- 過去の支払い延滞
- 現在のキャッシング
- リボ払いの残高
- 債務整理の履歴
- 自己破産の履歴
これらがあると、審査は一気に厳しくなります。
「昔の携帯料金の延滞くらい大丈夫でしょ?」
と思う方もいますが、実は携帯料金の延滞も信用情報に載ることがあります。
信用情報は、あなたが“お金を貸しても大丈夫な人かどうか”を判断するための最重要データ。
銀行は、ここに傷があると非常に慎重になります。
参考ページ ⇒ 住宅ローン審査で信用情報はどこを見られるのか?何年分まで見られるのか? – ミクロ不動産
物件の担保評価が取れない
あなたではなく“物件側”が原因で落ちるケース
意外と知られていませんが、仮審査で落ちる理由の中には、
あなたの属性とは関係なく、物件側の問題で落ちるケースもあります。
例えば、
- 緊急輸送道路に面している
- 耐震診断で旧耐震と判定されている
- 土砂災害警戒区域(レッドゾーン)に該当している
こうした物件は、銀行が「担保としての価値が低い」と判断し、融資を避けることがあります。
つまり、あなたに問題がなくても、
物件の条件次第で審査が通らないことがある
ということです。
参考ページ ⇒ 中古物件で住宅ローンが組めない物件とは?担保評価とはなんなのか?中古住宅の違法建築について – ミクロ不動産
属性の仮審査が落ちる原因5選
あなた自身の状況が原因で落ちるケースを丁寧に解説
ここからは、あなたの「属性」が原因で仮審査が落ちるケースを、わかりやすく解説します。
支払いの延滞履歴がある
支払いを延滞すると、支払いの管理会社から連絡が来ます。
それを無視し続けると、最終的には督促状が届きます。
督促状が届くレベルになると、信用情報に傷がついている可能性が非常に高いです。
その場合、仮審査は厳しくなります。
債務整理や自己破産の履歴がある
債務整理や自己破産の履歴は、数年間信用情報に残ります。
この期間中は、銀行の審査が通らない可能性が高いです。
勤続年数が短い
銀行によって基準は異なりますが、多くの銀行は
最低1年以上の勤続年数を求めています。
勤続年数が短いと「収入が安定していない」と判断され、否決になることがあります。
年収が足りていない
借りたい金額に対して、年収の返済比率が合わない場合、審査は通りません。
ただし、公務員や上場企業勤務など、安定性が高いと判断される場合は多少緩和されることもあります。
参考ページ ⇒ 家を買う年収はいくら必要?年収の何倍借りれる?8倍?現実的な年収 審査金利 返済比率について – ミクロ不動産
参考ページ ⇒ 住宅ローン 9倍~10倍借りる事の出来る銀行(金融機関) 年収の計算方法 – ミクロ不動産
遠方の物件を買おうとしている
例えば、大阪在住なのに東京の家を買おうとすると、
「投資目的では?」と疑われ、審査が通りにくくなります。
転勤予定や家族が住む予定など、明確な理由が必要です。
例えば、転勤や、単身赴任で、あなたは大阪に残り、家族は東京に住む場合は、審査に通る可能性もあるでしょう。
しかし、転職をして、東京に移りたい場合には注意が必要です。前述したように、勤続年数の基準があるためです。
まとめ
仮審査は“怖いもの”ではなく、準備すれば通る可能性が高まるプロセスです
住宅ローンの仮審査は、多くの人にとって不安の種です。
しかし、実際に1000人以上のお客様を見てきた経験から言えるのは、
仮審査は「落ちる人には理由がある」だけで、準備すれば十分に通過できるということです。
仮審査で落ちる確率は体感で約5%。
つまり、95%の人は通過しているということでもあります。
そして、落ちる理由の多くは、
- 信用情報の傷
- 物件の担保評価
- 勤続年数
- 年収
- 遠方物件の購入
といった、事前に把握できるものばかりです。
もし不安があるなら、早めに不動産会社や銀行に相談することで、
「どの銀行なら通りやすいか」
「どんな準備が必要か」
「どの物件なら問題ないか」
といった対策ができます。
住宅購入は、人生の中でも大きな決断です。
だからこそ、不安を抱えたまま進めるのではなく、
正しい知識と準備で、安心して前に進んでほしいと思います。
あなたの家探しが、後悔のない、前向きな一歩になるように。
そのための情報を、これからも丁寧にお届けしていきます。
土地と戸建ての情報発信はこちら ⇒ 土地と戸建ての住宅メディア – 何も知らずに家を買うな



















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