「虫(ゴキブリ)」……。この文字を見るだけで鳥肌が立ってしまうという方、多いのではないでしょうか。 何を隠そう、このWEBサイトを運営している私自身、虫が大の苦手です。
大きな虫はもちろん、視界の端をかすめる小さな虫でさえ、心臓が止まるほど嫌いです。
私はこれまで、不動産のプロとして1000件以上の物件を内見してきました。 その膨大な経験の中で気づいた、「虫(ゴキブリ)が出にくい家」を見極めるための知恵を、今日は皆さんに包み隠さずお伝えしようと思います。
- 家に絶対に虫が出ないでほしい人
- ゴキブリが嫌いな人
虫(ゴキブリ)が出ない家に住むためには、担当者が「気づいてくれるか」は重要な要素です。
ゴキブリや害虫についての告知について
まず、ショッキングな事実をお伝えしなければなりません。 家を買う際、実は「この家は虫が出ます」という情報は、法律上の告知事項には含まれないのです。
「えっ、あんなに恐ろしい存在なのに!?」と思いますよね。 しかし、残念ながら「どの家にも虫が出る可能性は平等にある」とみなされてしまうのが現実です。
ただし、シロアリだけは別格。シロアリ被害は建物の構造に関わるため、告知が義務付けられています。 でも、私たちが本当に知りたいのは「例のアレ」……。 そう、通称**「G(ゴキブリ)」**の出現率ですよね。
賃貸ならまだしも、マイホームを購入してしまったら、嫌だからといってすぐには引っ越せません。 一生の買い物だからこそ、絶対に後悔してほしくない。 そこで、私が体感で導き出した**「虫の出現率」と「チェックポイント」**を詳しく解説します。
※%は体感です。
ゴキブリはどのようにして発生するのか
敵を知らねば対策はできません。侵入経路の基本を振り返りましょう。
マンションの雨どいをつたって窓から
排水管の隙間をすり抜けて
エアコンのドレンホースや貫通穴から
自分が持ち込む荷物に紛れて(段ボールやリュックの底に卵が…!)
実は私、過去にエアコンから直径5センチほどの巨体なGが降ってきたことがあり、ショック死しそうになりました……。 また、自分の服にくっついているのに気づかず、自ら部屋に招き入れてしまったことも。 「家を清潔にする」だけでなく、**「侵入させない立地と構造」**を選ぶことが何より重要なんです。
マンション内に飲食店が入っているかどうか
真下が飲食店:出現率 99%
斜め下や隣が飲食店:出現率 90%
これは避けるのが鉄則です。 「お洒落なカフェだから大丈夫かな?」と思わないでください。 最近のコンビニも店内で調理をするため、飲食店と同じリスクがあると考えたほうが無難です。
ゴミ置場の位置、出現率99%
自分の部屋の真下がゴミ置場:出現率 99%
斜め下がゴミ置場:出現率 90%
ゴミ置場はGにとってのバイキング会場です。 特に夏場、ゴミ置場が建物内にあるタイプで、かつ管理が甘い場合は要注意。 虫嫌いな人は、24時間ゴミ出し可能なタワーマンションの「各階ゴミ置場」も慎重に検討すべきです。便利さと引き換えにリスクが潜んでいます。
ゴミ置場が建物内にある 出現率20%~90%
- 部屋が近いと:出現率 90%
- 部屋が遠いと:出現率20%
- エントランス:出現率70%
ゴミ置場は、敷地内にあり建物外にあるのが理想的です。
エントランスに隣接している場合などは、虫が発生する原因となります。
また、タワーマンションや高級マンションだと、全てのフロアにゴミ置き場がある場合があります。
ゴミ出しがラクではありますが、虫問題を考えるとお勧めはできません。
川が目の前 出現率70%
川が目の前:出現率 70%(コバエ・蚊も大量)
川が近いと、夜の街灯をチェックしてみてください。虫が雲のように集まっていませんか? また、畑の近くはGだけでなく、トカゲやコオロギなどの「動くもの」全般が増えます。
畑や田んぼが隣接している 出現率70%
畑や田んぼが隣接:出現率 70%
川が近いと、夜の街灯をチェックしてみてください。虫が雲のように集まっていませんか? また、畑の近くはGだけでなく、トカゲやコオロギなどの「動くもの」全般が増えます。
畑や田んぼが近いということは、コオロギや鈴虫やトカゲなどの出現もありえます。
隣や上下階の家がゴミ屋敷 出現率90%
隣や上下階が「ゴミ屋敷」:出現率 90%
これはもはや、お隣でGを飼育されているようなものです。 バルコニーを覗いてみて、不自然な荷物の積み上げがないか、異臭がしないかを確認しましょう。
バルコニー前に木が近い 出現率80%
木が近いと虫が飛んできやすいです。ゴキブリだけ出なく、セミも飛んできます。夏に廊下やバルコニーで死んでいるのか生きているのかわからないセミが寄ってきます。
階数は高ければ高いほど出現率が低い
Gは排水管を自力で登ってきますが、それにも限界があります。
4階以上: 出現率が一定レベルまで下がります。
10階以上: 排水管経由の侵入はほぼゼロに近いと言えるでしょう。
団地タイプ住宅の1階 出現率70%
団地タイプの1階部分は床の下が空洞になっていることがあります。空洞になっているため、虫が入る事のできるフリースペースになっています。
1階についての解説:マンション1階の虫発生率(ゴキブリ)メリットとデメリットと後悔事例 – ミクロ不動産
戸建ではなくマンションを検討する
戸建の時点で地べたに建築している以上、虫リスクを避ける事は難しいです。虫が苦手な人はマンションを検討しましょう。
バルコニーが無い
バルコニーがない物件は、必然的に「室内干し」になります。 窓を開ける回数が激減するため、物理的に侵入経路を遮断できるんです。 さらに「内廊下」のマンションなら、玄関を開けた瞬間の「飛び込み」リスクも最小限に抑えられます。
マンション共用部の照明はLEDになっている
照明がLEDか: 虫は紫外線に集まる習性があるため、LEDなら寄ってきにくいです。
電柱が窓の近くにないか: 電柱や電線は虫たちの「歩道」になります。
近隣でガーデニングをしている部屋が無いかを目視確認
隣接住戸は現地で確認するにも限界がありますが、植栽が多いとそれだけ虫が寄ってくる可能性もあり得ます。確認の方法としては、バルコニーに出て、隣を除きこむか、マンション外から、バルコニーを見る方法があります。
外廊下マンション
外廊下マンションの場合は玄関扉を開けたタイミングで侵入されてしまう可能性があります。内廊下マンションであれば、玄関扉を開けた瞬間に侵入される確率は下がります。
内見部屋のフロア以外にも最低3フロア以上の廊下を確認
検討している階の廊下は何もないかもしれませんが、他の階は念のため見ておくのが無難です。
虫をとらえるための道具が置いてあったり、ゴキブリをとらえる設置型の箱が置いてある事もあります。置いてある場合は現時点で出現している可能性があります。
周辺環境が居酒屋が多い、商店街が近い 出現率80%
周辺環境がゴキブリが発生しやすいエリアの場合は注意が必要。夜中歩いているときにゴキブリが飛んできて洋服についていることに気づかず部屋に入る。想像するだけでキツイで。
嫌悪施設一覧の記事:不動産購入での【嫌悪施設一覧】 資産価値にも生活にも影響する施設とは – ミクロ不動産
部屋がフルリノベーションされている
フルリノベーション物件は虫嫌いの味方です。
なぜなら、キッチンやトイレなどの水回りをすべて解体して新しくする際、古い配管の隙間をしっかり塞ぐことができるからです。 築古物件でも、床下や壁裏まで綺麗にメンテナンスされていれば、新築以上の防御力を発揮することもあります。
内見時には、以下の場所を「指差し確認」してください。
キッチンの下の配管に隙間はないか?
エアコンの配管穴にパテがしっかり埋まっているか?
玄関ドアに「郵便ポスト」がついていないか?(古いタイプはここが侵入経路になります)
リノベ物件はコスパが良い:中古マンション購入 リノベーション済物件はコスパはどうか メリットとデメリット – ミクロ不動産
バルコニーや窓の前に電柱が無い
バルコニーや窓のすぐ近くに電柱がある物件は、少し注意が必要です。 なぜなら、電柱や電線は虫たちにとっての「高速道路」のようなもの。そこからバルコニーへ飛び移ってくる可能性があるからです。
もちろん、都心部では建物が密集しているので、電柱を完全に避けるのは難しいかもしれません。 ただ、「近くに登ってこれそうな足場がないか」を意識するだけでも、リスク回避の第一歩になりますよ。
風通しの良い部屋が好ましい
風通しが悪く、湿気が多い部屋だと、出現率は上がります。
玄関ドアにポストがついている。
築年数が経過した物件によく見られる、ドアに直接ついているポスト。 これ、実は外と室内がダイレクトに繋がっている「虫専用入り口」になりかねません。
「リフォームでドアごと替えちゃえばいいよね?」と考える方もいるでしょう。 その着眼点は素晴らしいのですが、実は**マンションの玄関ドアは「共有部分」**と決められていることが多く、勝手に交換できないケースがほとんどなんです。 後から後悔しないためにも、最初からポスト一体型ではないドアの物件を選ぶのが無難です。
極寒ではゴキブリは生存できない‼ 北海道に引っ越し‼
北海道にはゴキブリはいないようです。
窓に網戸がついているか。
内見時に網戸がない場合、自分だけ付ければ解決……と思いがちですが、実は「マンション全体で網戸禁止」というルールがある物件も存在します。 網戸がない状態で換気をすれば、Gに「どうぞ入ってください」と言っているようなもの。 他の部屋の窓を見て、網戸がついているか外からチェックする癖をつけましょう!
木造は避ける
マンション購入だと滅多に出会うことはありませんが、木造で湿気が多いエリアの場合は虫発生率は高くなります。
北向き
北向きのお部屋は日当たりが確保しにくいため、どうしても空気がジメジメしがちです。 湿気は大好物ですから、虫の出現率はどうしても上がってしまいます。 できれば日当たりが良く、カラッとした風が通り抜けるお部屋を選びたいですね。
北向きの記事:マンション北向きにしか無いメリットとデメリットと後悔事例を解説 角部屋はコスパ良い – ミクロ不動産
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住人のマナーが悪い
今の時代、どんな人が住んでいるかを直接聞くことはできませんが、**「建物の管理状態」**を見れば想像がつきます。
ポストからチラシが溢れかえっていないか?
駐輪場がぐちゃぐちゃではないか?
ゴミ置場に生ゴミが散乱していないか?
これらが守られていない物件は、不衛生な部屋がある可能性が高く、比例して虫の発生率も跳ね上がります。
事務所可の物件
不特定多数の人が出入りし、ドアの開閉回数が多いため、侵入リスクが増えます。
もちろん全ての物件がそうではありませんが、極限までリスクを削りたいなら「居住専用」「ペット不可」という選択肢もアリです。
管理規約の見方:管理規約とは チェックポイントを解説 使用細則、修繕細則、ペット飼育細則 – ミクロ不動産
ゴミ収集所、飲食店用ゴミ置場、公園が近くに無い
見落としがちな点です。周辺環境として、虫が集まりやすい施設等が近隣に無い事は虫が出ずらい家の必須条件と言えます。
ペット不可物件
飼い方によっては不衛生になりやすく、そこから虫が湧いてしまうことも……。
ペットの規約記事:マンションで猫を飼いたい。何匹まで飼えるの?こっそり飼える?気を付けるポイントを解説 – ミクロ不動産
まとめ
「虫(ゴキブリ)が出ない家」を選ぶための極意をまとめます。
まず大前提として、Gの出現情報は「告知事項」に含まれません。だからこそ、自分の目で「侵入経路」と「立地」を徹底的に見極める必要があります。
立地で避けるべきは、飲食店、コンビニ、ゴミ置場が直下や隣接している物件です。これらは「Gの餌場」が近すぎるため、出現率が跳ね上がります。また、川や公園、畑の近くも、湿気や外灯に寄せられる虫のリスクが高まります。
建物構造では、4階以上、できれば10階以上の高層階が有利です。内廊下設計や、バルコニーがない物件も侵入ルートを遮断できます。内見時は、玄関ドアのポストの有無や、共用部の清掃状態(管理マナー)を厳しくチェックしてください。
中古物件なら「フルリノベーション」がおすすめです。配管やコンセントの隙間を埋めることで、物理的な「要塞」を作ることができます。
最後に、最も重要なのは「担当者選び」です。虫が平気な人ではなく、あなたと同じくらい「虫が大嫌いな担当者」をパートナーにしましょう。プロの視点と虫嫌いの執念で、絶対に後悔しない、安らぎのマイホームを一緒に見つけ出してください。
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