不動産屋の皆さん、新卒の人、中途の人、それなりに勤続している人、長年働いている人に向けて、今更聞けない不動産屋の専門用語をまとめてみました。
知ってるよ!もあったり
これは認識間違ってた!もあったり
全部知ってる!そんな人もいるかもですね。
マーケティング業界だと、横文字が多いですが、不動産業界は横文字は少ないので覚えやすいと思います。
シコる
下ネタではありません。 物件が長期間売れない事をシコると言います。
私は不動産屋に初めて入社したときの上司が女性30歳くらいだったのですが、毎日のように
「すごいシコってんなー」「何でずっとシコってんだろう」「この物件ってシコってるんですか」
と、言っていたのが今でも忘れられません。社内、取引先問わず言っておりました。
私はシコる意味は下ネタしか知らなかった為、入社してから2ヵ月くらいはなんでこの人はずっとシコる話をしているんだろうかと疑問でした。
取完(とりかん)
決済時に締結する、取引完了書のことを言います。
仲手(ちゅうて)
仲介手数料のことを言います。
専任返し
不動産の再販会社(リノベーション済み物件を販売する会社)が、不動産を仕入れる際、下記の流れになります。
①個人の売主が不動産仲介会社に相談
②不動産仲介会社に相談が再販会社へ買取依頼
③再販会社がリノベーションをして再販
上記の流れになりますが、最後のリノベーションをして再販をする際に専任返しとなると下記の流れになります。
①個人の売主が不動産仲介会社に相談
②不動産仲介会社に相談が再販会社へ買取依頼
③再販会社がリノベーションをして再販の時に仕入れた仲介会社に専任媒介で販売させる。
つまりは、仕入れさせてくれたから、売るときも専任で売っていいよ。と言うのを専任返しと言います。
物確(ブッカク)
物件確認のことを言います。 物件確認とは、その物件が現在も販売中で買主に紹介しても良いかを電話等で確認する行為のことを言います。
バルク買い
不動産再販会社が、複数分譲マンションを購入する事。例えば、同マンション内で3階と4階の部屋を所有している売主がいたとして、急いで現金化したい場合など、バルク買いも可能な不動産再販会社は重宝されます。
バルク買いは再販会社としては同じマンションで別部屋を再販する事になるので、リスクが高い為と言えます。
重調(じゅうちょう)、長計(ちょうけい)
重要事項調査報告書の略、長期修繕計画書の略です。
重調の見方:重要事項調査報告書の解説(重調の解説)発行のタイミング 徹底解説!
ロン特期日
住宅ローンの解除期日のことを、ろんとく期日と略す人もいます。
固都税(ことぜい)
固定資産税と都市計画税を略して固都税と言います。
先物(サキモノ)
囲い込みと混同してしまいますが、先物の認識は不動産業者によって若干異なるようです。
正しくは、専任返しの一般媒介バージョンのような状態です。
不動産の再販会社が仕入れさせてもらった不動産会社に一般媒介で販売返しをして、レインズ等には載せずその会社だけ囲い込みに近い状態で販売している状態です。
売主である不動産会社が了承しているので囲い込みではありません。
業物
業物とは、不動産会社が所有している物件のことです。販売図面に売主と書いてある物件や、リノベーション済み物件のほとんどは業物です。
新築戸建てもほぼ100%業物です。
物元(ブツモト)、元付(モトヅケ)
売主側の不動産仲介です。
客付け(キャクヅケ)
買主側の不動産仲介です。
レジ
レジとは、レジデンスの略です。レジンデンスは住居です。
RC造
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造についての記事:中古マンション購入の鉄骨造と鉄筋コンクリートとの違い、メリットやデメリット、防音について
S造
鉄骨造
鉄骨造についての記事:中古マンション購入の鉄骨造と鉄筋コンクリートとの違い、メリットやデメリット、防音について
SRC
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋コンクリート造についての記事:中古マンション購入の鉄骨造と鉄筋コンクリートとの違い、メリットやデメリット、防音について
MB
メーターボックス
MBについての記事:マンションのPS(パイプスペース)とは、MB(メーターボックス)とはなんなのか
PS
パイプスペース
PSについての記事:マンションのPS(パイプスペース)とは、MB(メーターボックス)とはなんなのか
DS
ダクトスペース
旗竿地(ハタザオチ)、路地上敷地、敷地延長
下記の図のように、A宅地が道路に出るためには、B宅地の横を通らなければなりません。
このような土地を、旗のような形をしている土地として、旗竿地と言います。
通らなければならないB宅地の左部分の通路を路地上敷地、または敷地延長と言います。



敷延(シキエン)
敷地延長のこと
整形地
正方形または長方形の土地のこと。
不整形地
正方形または長方形ではない土地のこと。
角地
交差する道路2面に接道している土地のこと。
三角地
三角形のような形をした土地のこと。
傾斜地
土地の中で、傾斜がある土地のこと。
変形地
三角地や、台形の土地のこと。
崖地
崖にある土地のこと。
建売
既に建てられている新築戸建のこと
デベ
ディベロッパーのこと
居抜き
飲食店等で営業していた部屋で、賃貸が解除となり、抜けた後に別に店が入る事になるが、内装をフルリフォームするのではなく、もとの内装を利用してコーディネートし経営を開始する事。
手付金
売買契約の時に買主から売主に支払う、売買代金の一部。一般的には売買価格の5%
手付金についての解説:不動産購入の初期費用(諸費用)の計算 手付金 頭金の相場 頭金実質0円の仕組みを解説
フラット35
住宅ローンの一種。住宅金融支援機構から借りる。35年間金利が一定な事がメリット
住宅ローンの解説記事:初心者に読んでほしい!人生が変わる住宅ローンの選び方 ネット銀行、メガバンク、地銀、信金の違い – ミクロ不動産
団信
団体信用生命保険のこと
団信についての解説記事:住宅ローンの団体信用生命保険(団信) 月いくらなのか 告知等の加入条件とは – ミクロ不動産
事前・本審
事前審査
本審査
の略
金消
金銭消費貸借契約の略
金銭消費貸借契約とは銀行と買主が締結する住宅ローンの契約
決済
買主は銀行からお金を借りて、売主に支払う
売主は買主に所有権移転をする。
その日を決済と言う。
返比
返済比率の略
返済比率の解説記事:家を買う年収はいくら必要?年収の何倍借りれる?8倍?現実的な年収 審査金利 返済比率について – ミクロ不動産
片手 別れ
片手仲介のこと。買主側のみの仲介手数料利益、または売主側のみの仲介手数料利益のみ
両手
両手仲介のこと。買主から仲介手数料をもらい、売主からも仲介手数料をもらう
追客
お客様を成約に結び付けるためにメールや電話等で連絡をし続ける事
感度
内見に行ったお客様がどれほど前向きに考えているかを表すときに使う
買いそうな場合は、感度良い
買わなそうな場合は、感度悪い
坪単
坪単価のこと
反響
反響とはインターネットからの問い合わせのことです。
SUUMOからの反響、HPからの反響によって、電話して会えるアポを取ります。
レインズ
不動産業者間で閲覧することができる不動産販売情報が掲載されているポータルサイトのこと
当て物
例えば3件内見に行くとして、そのうちの1件は、売主から仲介手数料をもらえると仮定します。
あなたは、その売主から仲介手数料をもらえる物件をお客様に進めて買ってもらいたいとします。
他2件の内見物件はあえてスペックの劣るものを内見させ、あたかも売主から手数料をもらえる物件が良さそうに見せるテクニックです。
スペックが劣る物件を当て物と言います。
決め物
当て物の逆で、決めたい物件を決め物と言います。
残債
借金いくら?と同じ意味
残置(ザンチ)
部屋に物が残っていると、総称して残置物と言う
3為
本来であれば、売主から買主へ物件売買が成立しますが、間にもう一社買主兼売主が挟まる事を3為と言います。
抜き行為 売却
専任媒介契約をしているにも関わらず、他社が専任を解約するように売主に言い、解約し、乗り換えさせる行為を抜き行為と言います。ご法度です。
囲い込み
専任媒介をしている物件は、全国の不動産屋が買主紹介ができる状態にしなければなりません。
レインズにも登録しなければなりません。
囲い込みとは、これを違反する行為で、他社の買主紹介を断り、レインズにも登録しない事を言います。ご法度です。
囲い込みについての解説記事:不動産業界の闇【囲い込み】片手仲介と両手仲介を解説 大手だからと言って安心ではない?! – ミクロ不動産
おとり広告
販売されていないのに、あたかも販売されているような状態で、しかも少しスペックが良い状態で販売情報を出し続ける事を言います。
属性(ゾクセイ)
買主の勤続状況、給与、会社状況等のことを言います。
再案(サイアン)
2回目の内見
上物(ウワモノ)
土地の上に建築されている建物
かしたん免責
瑕疵担保免責のこと。今は契約不適合となっている。
物調(ブッチョウ)
物件調査の事
物上げ(ブツアゲ)
売り物件を仕入れてくる事
物出し(ブツダシ)
買主に物件紹介をする事
売契、重説、媒介、賃契
売買契約書、重要事項説明書、媒介契約書、賃貸借契約書
指値(サシネ)
価格交渉のこと
タンボ
担当者ボーナスのこと。例えば、この物件を売ってくれたら、あなたに50万円をあげるよ。と勤務している会社ではなく、他社からもらう事
1番手、2番手、3番手
1番手は一番最初に購入申し込みをし、契約準備もまとまった人
2番手は1番手の次に優先される人
不動産購入の申込キャンセル率 撤回可能? メール例 2番手は諦めるしかない?
現況融資(ゲンキョウユウシ)
そのままを引き渡すという意味
嫌悪施設(ケンオシセツ)
パチンコや墓等
嫌悪施設一覧の記事:嫌悪施設詳細
店頭金利(テントウキンリ) 基準金利(キジュンキンリ)
住宅ローン金利の優遇金利が引かれる前
多くの銀行が2%台の店頭金利だが、審査結果に応じて優遇金利が引かれ、適用金利となる。
現地対応
現地にキーボックスが設置されているという事
鍵取(カギトリ)
物元の会社に鍵を取りに行かなければ内見できないという事
現空(ゲンクウ)
現在空室のこと
請書(ウケショ)
請負契約書のこと。リフォームやリノベーションの工事請負契約書のこと。
現調(ゲンチョウ)
現地調査のこと。部屋の寸法を測ったり、リフォームで実現可能かどうかを確認する行為
買い上げ、買い上がり、買上げ
買上げとは、例えば、簡単に言うと、その物件を買いたい金額を増額することです。
3,180万円の物件があったとして、エンドユーザーが内見してその物件を価格交渉がしたいとのことで、3,100万円で購入申込をしました。
しかし、他のお客様から満額で購入申込が入ったことを後日知らされました。
価格交渉している状態では、物件を買うこと難しくなってしまうため、満額に買い上げることにしました。
未公開状態の物件が、不動産業者に買取依頼が入ることがります。
未公開状態は、価格が決まっているようで決まっていない状態の物件もあり、不動産業者ははじめ5,000万円で買いたい意向を示しました。
しかし、売主は5,200万円で売りたい意向でした。
不動産業者は5,200万円に買い上げて購入することにしました。
どちらの例も、増額することを買い上げると表現しています。
価格交渉のコツの解説記事:不動産購入(中古マンション)の価格交渉のコツやタイミング 相場を徹底解説! – ミクロ不動産
マイソク
マイソクとは、言い換えると販売図面のことです。
全部委託
管理を管理会社に全て委託している会社
自主管理
管理会社に管理を委託せず、マンション内の管理組合で会計や修繕計画も全て実施している
自主管理について解説:自主管理マンションはやばいと言われる理由。トラブルやデメリットを解説 – ミクロ不動産
一部委託
一部の管理を管理会社に委託している。代表的なものとして、管理人の派遣だけ受けていたり、会計だけ委託しているケースがある。
自主管理について解説:自主管理マンションはやばいと言われる理由。トラブルやデメリットを解説 – ミクロ不動産
オーナーチェンジ
賃貸で貸しているマンションや戸建てを売却して、所有者だけ変更になることをオーナーチェンジと言う。
素地(そじ)
建築や開発の基礎となる、まだ手を加えられていない土地のこと。
ブローカー
売買における仲介人のことを言う。
不動産業界では、不動産仲介としてどこにも所属していない仲介を言うことが多い。
フリーランスに近い。
目線(めせん)
売主がいくらで物件を売りたいと考えているかを聞きたいときに使う。
再建築不可
その土地に建築されている建物を買いたいして、再度新築することが不可なことを言う。
良くある理由では、未接道物件
セットバック
狭い道路を後退させて、建築基準法上の道路として必要な幅員を確保すること
4m以下の道路を4m幅員にするための行為
メゾネット
マンションは本来平面フロアですが、メゾネットは部屋の中に階段があり、4階と5階など、2フロアを合わせて1つの居住空間とするフロアのことを言います。
メゾネットについての解説:マンションのメゾネットはやめたほうがいい致命的な欠点とは?メリットと住みにくいデメリット – ミクロ不動産
告知事項(こくちじこう)
不動産売買において、物件に関する重要な情報のことを言う。
例えば、心理的瑕疵となりうる近隣トラブルや、部屋で人が亡くなっている情報です。
他決(たけつ)
お客様が他の不動産会社で契約を決めてしまったこと。
約定(やくじょう)
契約とほぼ同等に近い意味を持ちます。
約定だと決済日何日? 約定だとどうなってる?
言い換えると契約だと決済日何日? 契約だとどうなってる?
となります。
狭あい協議
建物は、建築基準法により、4m以上幅員の道路に2m以上接道していなければいけません。
接道義務については、満たしている物件が多いですが、道路幅員が4mを満たしていないケースはよくあります。
このような土地で建物を再建築する際には、道路幅を4mを満たすように用途を変更しなければなりません。
これを、「道路後退」や「セットバック」と言います。
縄伸び、縄縮み
縄伸びとは、謄本に記載されている面積よりも、現況面積が大きいことを縄伸びと言います。昔からある土地で測量ができていない物件を測量しなおしたときに、発生します。
反対に縄縮みとは、謄本に記載されている面積よりも現況面積が小さくなることを言います。
有効宅地面積
有効宅地面積とは、建物を建築できる面積のことを言います。
例えば、100㎡の土地があったとして、セットバックにより減少面積が10㎡しなければならないと想定した場合は、90㎡が建物を建築できる有効宅地面積です。
囲繞地(いにょうち)
道路に接道していない、土地のこと。
接道していないため、再建築ができない土地のことを言います。
一般的には、売買価格に大きく影響し、相場よりも安価で取引されます。
負動産(まけどうさん、ふどうさん)
所有していても利益を生まない不動産のことを負動産と言います。
利益を生まないので、売りたくても売れなくて困っている人が多いです。
二重サッシ
普通は窓は1か所1セット(1枚)の設置ですが、部屋側にもう一枚窓を設置することがあります。
これにより、断熱効果や、防音効果が期待できます。
筋交い
戸建ての構造を支える木材のことを言います。
斜めに施工ををします。一般的には、本数が多くなると耐震性が強くなります。
民有地、公有地
民有地とは、個人または民間の法人が所有している土地のこと。
公有地とは、地方公共団体の所有地のこと。
私有地
個人が所有している土地のこと。
民民境界、官民協会
民民境界は、個人または法人が所有する土地同士の境界です。
官民境界は、公有地と民有地の境界のことです。
一団地認定、総合的設計制度
本来敷地には、1つの土地に1物件の建築が一般的ですが、この制度を使うことにより、一つの広大な土地に複数棟の建築ができる制度です。
農地転用
畑や田んぼの土地は、農地法により居住用住宅の建築がでません。
このような農地を宅地に変更して、居住用住宅を建築できるようにすることを農地転用と言います。
市街化区域
すでに市街地を形成している区域
おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域
とされています。
街のイメージとして、お店が多かったり、住宅が多かったり、普通に住めそうなエリアは市街化区域に該当していることが多いです。
東京は、ほぼ全域市街化区域です。
市街化調整区域
市街化調整区域とは、原則として開発が抑制されている区域です。一定規模以上の計画的開発を除き市街化が抑制されている区域のことを言います。
街のイメージとして、畑が多かったり、田んぼが多いエリアは、市街化調整区域であることが多いです。
非線引き区域
非線引き区域とは、市街化区域と市街化調整区域とに区分されていない都市計画区域のことで、土地利用や開発許可の規制が緩やかな地域です。
エリアのイメージとして、山があったり、農地が多いエリアは、非線引き区域の可能性があります。






















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