不動産購入(中古マンション)の値引き交渉で担当者へ伝えるメール例文を徹底解説

不動産購入における価格交渉は、買主を担当している不動産仲介担当者の経験値に依存します。


買主

買主の不動産仲介担当

売主の不動産仲介担当

売主

の順番で価格交渉が伝えられます。どこまで言っても売主の意思決定によりますが、買主の仲介担当が売主の仲介担当へどのようにして伝えるは、価格交渉の結果に関わってきます。

しかし、買主の仲介担当がどのように売主の仲介担当へ伝えたのかは買主にはわかりませんし、コントロールすることも困難です。

今回は、買主ができる価格交渉をコントロールする方法を紹介します。

不動産仲介担当が語りたがらない内容ですので、わりと必見です。

こんな人におすすめ
  • 不動産購入を検討している人
  • 今まさに購入申し込みを使用としている人
  • 担当者へメールをどのような文章にすればいいか悩んでいる人
目次

価格交渉の流れ

多くの場合、下記の流れで価格交渉が進みます。

買主

買主の不動産仲介担当

売主の不動産仲介担当

売主

例えば、日曜に内見して購入申込をし価格交渉を開始した場合、早ければ月曜に結果がわかりますが、売主の正確や売主の仲介担当の営業スタイルによっては、会ってから価格交渉について説明する事も有る為、その場合は木曜に結果がわかる事になります。なので、最大でも4日を見ておけば例外を除き価格交渉結果がわかると言っていいでしょう。


最重要:なぜ価格交渉をしたいのかの理由を決める

買主ができる事の中で、最重要となるのが、なぜ価格交渉をしたいのかの理由を決める事です。

あれ? そりゃ安くしたいのはみんな同じだし、できる限り安く買いたいでしょ。理由とか必要?

と思った人。あまいです。価格交渉ではなぜ価格交渉をしたいのかを固めなければ交渉できるものもできなくなってしまいます。

 

なぜ、交渉する理由を決めなければらないのか、売主の気持ちを考えてみるとどうでしょうか。

多くの人が家を売却したことが無いので、想像しずらいかもしれませんが、自分が持っている高額な物を売る事を想像してみていただきたいです。

買い手が価格交渉をしてきたら、なぜ?と理由は知りたくなるのではないでしょうか。

 

●NG理由

物件価格の相場を理由にするのはNG

売主も相場を理解して販売している為、一切響きません。

 

●売主に響く理由

お金に絡めた理由であり、「どうしようもない」理由を伝える事が効果的です。

例えば、下記のような理由です。

・ファイナンシャルプランナーに将来設計の相談をしており、予算は5000万円以内にしなければならない、しかし今回は5080万円と予算を超えてしまっている。

・今後子供が大きくなって、毎月出費が増える中で、月々の支払を抑えたい。現在11.2万円だが、100万円価格交渉が成功すると11万円を切る事ができる。

などの理由であれば、明確な理由がある為、100万円は難しかったとしても、折衷案を出してくれたり等、本来の回答よりも買主寄りの回答が来やすくなります。

なるべく具体的に明確であり、「どうすることもできないから売主に相談している」そんな理由が売主に響きやすいです。


契約不適合責任について知る

契約不適合責任と言うのは、不動産業界に限らず使われる言葉です。

つい数年前までは瑕疵担保保証と言う言葉でした。2020年から契約不適合責任として重要事項説明書に記載するように法律改正されました。

契約不適合責任とは、売主が買主に対しての保証です。各不動産会社の雛形によって、契約不適合責任の表示は異なり、対象範囲も異なります。購入物件から漏水があった場合などは、契約不適合責任の対象となる場合が多いです。契約書の条文次第ですが、責任範囲が広いと契約の内容に適合しないものは広範囲で対象となる可能性があります。

契約不適合責任を免責にする事で価格交渉ができる事があります。これは買主の考えかた次第ではありますが、私個人の意見としては契約不適合を外すのはお勧めしません。何かあった時に売主に責任追及する手段がなくなってしまうためです。

 


残置物について知る

現在居住中の物件は、売却契約が決まったら引っ越し先を探して、引っ越しをしてから引き渡しを行う事になりますが、このときに話題になるのが、エアコンは部屋に残すのか、カーテンは部屋に残すのか、シーリングライトは部屋に残すのか、他にも残置があれば部屋に残すのかが話題になります。

残置を買主で撤去する代わりに価格を下げてくれと交渉する事も可能です。残置の撤去は売主からすると地味にめんどうです。

 


住宅ローン審査は承認となっている

このページを見ている人は既にローン承認となっている人が多いとは思いますが、住宅ローンは承認となっていると売主も価格交渉に了承しやすいです。

すぐに審査結果が出る銀行

・イオン銀行

・三菱UFJ銀行

・三井住友銀行(属性や物件、そのときの忙しさによる)

・りそな銀行(属性や物件、そのときの忙しさによる)

・ソニー銀行

住宅ローンの解説:初心者に読んでほしい!人生が変わる住宅ローンの選び方 ネット銀行、メガバンク、地銀、信金の違い

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ペアローンの解説:住宅ローンでペアローンと収入合算の違い、メリットとデメリットまとめ

 


買主から買主の仲介担当への価格交渉の伝え方 メール例文

ここだけの話、ちょっと担当の人は頼りないな、、

担当の人は価格交渉あまり上手じゃなさそうだな、、

担当の人はいい人だけド経験値は少なそうだな、、

などと少し不安に思っている買主に向けて、買主の仲介担当をコントロールする為のメール例文を作りました。この内容に沿って担当者に伝えてもらい、その内容を売主の仲介担当に伝えてもらう事で、価格交渉を少しでも確率をあがればと思っております。

 

例文1

●●様

 

お世話になります。

先日は内見させていただきありがとうございます。

●●さんのご案内では管理の説明もしっかりしていただき、大変わかりやすく助かりました。

レスも早いので、頼もしい限りです。いつもありがとうございます。

 

先日内見した、ライオンズマンションを購入したいと思います。

しかし、買いたい気持ちは強いのですが、価格が引っかかっております。

現状販売されている価格が5080万円になると思いますが、ファイナンシャルプランナーから言われていた予算は5,000万円以内でした。売主様のお気持ち次第であることは重々理解しているつもりではありますが、価格交渉いただくことはできますでしょうか。

実はあれから、もう一度ファイナンシャルプランナーに相談もしており、やはり5,000万円を超えると将来リスクが高まってしまうとのことです。

まずは、我々の担当である●●さんの所感を伺いたいです。

 

何卒、よろしくお願いします。

 

はい、このような文章私が不動産仲介しているときはくれた人は0人でした 笑

しかし、この文章、私がもらったら、内見の対応を肯定してくれているあたりはちょっと嬉しいです。

しかも、お客さんは買いたいと言ってくれていることも気分高まります。

理由も具体的に書いてくれているので、こちら側としてもどのような方法を取ると良いかを伝えやすいです。

 

例文2

●●様

お世話になります。

先日は内見させていただきありがとうございます。

●●さんのご案内では管理の説明もしっかりしていただき、大変わかりやすく助かりました。

レスも早いので、頼もしい限りです。いつもありがとうございます。

正直、現状とても迷っております。と言うのも価格が予算を超えてしまっているあたりが、将来的に問題無いかが、際どいです。

この物件が良いとは思っているのですが、家購入が始めてなものでなかなか一歩踏み出せないでおります。

そこで相談なのですが、ライオンズマンションは価格交渉は可能でしょうか。

現在月の支払が11.2万円となっており、11万円以下に抑えたいとおります。今後金利が上がってしまう可能性も否めないので、売主様にご協力いただけないものかご確認いただくことは可能でしょうか。

100万円交渉ができるようでしたら、買いたいと思っております。

 

宜しくお願いします。

 

上記のような内容では、買うことの意思決定はされているが、あと一歩足りていない、そこだけ解決すれば買うという状態なので、仲介担当はもう少しで買ってくれると思い、頑張ってくれるはずです。買うのか買わないのか微妙な状態は営業マンが一番力を発揮する状態です。

 


まとめ

値引き交渉をする際、不動産屋の担当者によって、成功確率は大きく変動します。

成功率が高い担当者の特徴としては、担当者から、交渉方法の提案がある場合です。

一度、購入申し込みを実施して、その後、売主の検討期間がありますが、なぜ検討するのかをハッキリさせる必要があります。

他で内見が入っているから、その人が満額で入るかどうかを待ちたいという理由のときもあれば、単に価格交渉を受け入れてもいいのかという理由のときもあります。

状況に応じて、交渉を成立させるための策が担当者から提案があれば、交渉慣れをしている担当者だと思います。

とは言え、それがわからないからこの記事を見てくれているのだと思います。

買主がどのように不動産担当者に伝えるかによっても交渉確率は変動します。

参考にしてください。

物件検索サイト SUUMO


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この記事を書いた人

不動産を愛しています。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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