自分の年収ではいくらまで借りるのが無理のない資金計画になるのか、客観的に計算をして紹介します。
- 年収600万円だけど、5,000万円の住宅ローンを借りてもいいのか
- 自分の資金計画は問題ないか
- 今は大丈夫だけど将来はどうなのか不安
住宅ローンの資金計画を組むときに気を付けるべきポイント
借入可能額MAXを借りるべきではない
不動産屋に行くと、銀行で借りる場合のMAXを提示される事がありますが、必ずしもMax額で組む必要はありません。
「併せて読みたい記事」でも紹介してますが、おおよそ年収の7.96倍~10倍は借りる事ができます。
限界まで借りてしまうと、毎月の支払が追い付かなくなり、結果的に苦しい生活をしなければならなくなります。
年収600万円の7.96倍 4,776万円を借りた場合の住宅ローン月支払
月/約126,000円
マンションの場合は、管理費と修繕積立金を毎月25,000円くらい支払わなければなりません。
そうなると毎月約15万円の支出となります。
600万円の月手取りは約38万円です。約15万円を引くと残り22万円ということになります。
22万円あれば何とかなると考える人は、それでも問題無いでしょう。
しかし、多くの人が、住宅ローンの支払比率が多くなることは、精神的に「きつい」と考える人が多いです。
賃貸であれば、引っ越しできますが、借金を抱える事になる事が精神的に「きつい」と考えやすい要因の一つと思います。
頭金はどれほど用意しておくべきか
頭金について、私の結論としては、出さなくてもいいというのが結論です。
理由はいくつかあります。
- 支払がきつくなったときの蓄えとして取っておくことができる。
- 他の運用にまわすことができる
- 今後訪れるイベントに支出できる。
- 数千万円もの融資を低金利で借りられるのは住宅ローンしかない
頭金は一度支払ってしまうと取り返すことはできないので、全額ローンで借りる事をお勧めします。
しかし、下記の考え方もアリだと思います。
- 管理面で支払額を調整したい
- 頭金支出額の倍以上に蓄えがしっかりある
- 親からの援助金がある
優先順位をハッキリさせる
不動産探しをしていく上で、せっかく大きな買い物をするから、あれもこれも解決したいと考える人は少なくないです。
数千万円の買い物をするからと、感覚が鈍ってしまう人も多いです。
本来は、優先順位をハッキリさせて計画通りに購入しなければなりません。
- 駅からの距離
- 予算(月支払)
- 面積
周辺商業施設
ペット可 不可
駐車場空き
間取り
オートロック
宅配ボックス
三大条件については、条件を緩和すると選べる物件の選択肢が増えやすいです。
その他付随する条件については、人によって変化する条件ですが、必須条件が多いとなかなか見つかりません。
結果、理想を求めるがゆえに、予算を上げる考え方に至る人は意外と多いです。
優先順位をハッキリさせた状態で不動産探しをしていくのが、将来後悔しない購入スタイルです。
住宅ローン5,000万円の借入で月々の負担を下げる対処法
単に低い金利の銀行の住宅ローンを検討する
金利が低い銀行を検討することは、最も効果的と言えます。
しかし、金利が低い銀行はその分、審査も厳しい事も少なくありません。家購入前に仮審査を出して見る事をお勧めします。
頭金を出す方法
おおよそではありますが、頭金を100万円出すと2,500円~3,000円くらい月支払が下がります。
なので、400万円を出す事で月1万円程度下がります。
ボーナス支払のプランを検討する
ボーナス支払というとお客様からはこのような心配をいただきます。
- ボーナスが無いからボーナス支払は考えていない
- 半年に1度30万円とか50万円とかの上乗せ支払いは無理
ボーナス支払という名前なので、ボーナスが出ない記企業に勤めている人は、嫌煙しがちではありますが、実際のところ、ボーナス支払は年10万円から設定が可能です。
年10万円ということは半年に5万円を上乗せして支払うプランです。これだったら払えそうな気がしませんか??
(例)
5,000万円を借入する前提、35年、0.65%の金利でボーナス支払無しの場合は
月/123,814円です。
5,000万円を借入する前提、35年、0.65%の金利で年10万円のボーナス支払を設定した場合
月/133,134円です。
なんと、約1万円もの差額が出ました。
ボーナス支払は自己資金の支出関係なく、手軽に設定できる支払方法なので、検討視野に入れて購入していきましょう。
5,000万円を借りる推奨される年収は700万円以上
5,000万円を借りた場合の住宅ローン月支払
月/約132,000円
マンションの場合は、管理費と修繕積立金を毎月25,000円くらい支払わなければなりません。
そうなると毎月約157,000円の支出となります。
年収700万円の場合の月の手取り 約438,000円なので
残281,000円残るという事になります。
賃料は給料の3分の1くらいまでに収めると良いと良く聞きますが、今回の例で行くと、3分の1を少し超える程度です。
800万円程度の年収があれば少し余裕を持って返済していくことができます。
不動産購入後、住宅ローンの支払がきついときの対処法
住宅ローンの借換をする。
※借換はしっかり計算しないと損する事も多いので慎重に検討してください。
基本的には、10年以上前に借りた人を対象として、10年以上前に家購入をして、住宅ローンの金利が、0.7%以上の場合で、今の金利に借換えた場合は、今後の総支払額で数百万円変わる事も珍しくありません。
借換手数料がかかりますが、それも含めて借りることが可能です。
月支払で言うと、5,000円~10,000円程度変わります。
銀行に交渉する
変動金利が上がってしまっている人は、ワンチャンス銀行へ交渉してみましょう。
金利が高いから借換を検討している事を伝えると、銀行側から新たなプランの提案がある事もありえます。
思い切って買替をする
買替は購入経費が数百万円かかる為、最後の手段ではありますが、効果的な方法です。
買替完了後、現金が残るケースがあります。
どういうことかと言いますと
5,000万円で家を買い、10年支払う
残3,670万円と仮定
同じ5,000万円で売却ができた場合は、1,330万円手元に残るという事になります。
買う物件は同じく住宅ローンでフルローンで借りれば、多額の貯金がある状態で買替が完了するという事になります。
これが買替の良さです。
まとめ
家を買った後に気づくことはたくさんあり、後悔することもありますが、その中でも月の支払額については、買う前に気づくことができるポイントです。
良い物件があったとしても、支払い額を無理をしてまでその家を買って、将来豊かな暮らしが実現できるのか?
冷静に判断しなければ、買った後に買い替えをしなければならなくなり、余計な出費が発生します。
月の支払額は、内見前にちゃんと見定めておきましょう。




















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