中古マンションのランニングコストと戸建てのランニングコストの比較

戸建ては戸建てで維持費がかかりますが、マンションは戸建てよりも分かりやすい維持費がかかります。


本記事では、戸建てとマンションのランニングコストの違いも含めて解説します。

こんな人におすすめ
  • 戸建てとマンションで悩んでいる人
  • 不動産を買った場合のランニングコストを知りたい人
目次

マンション購入でかかる毎月のランニングコスト

マンションを買うと、必ず毎月かかるランニングコストがあります。

マンションの場合は戸建てに比べて分かりやすいため、既に理解している人も多いでしょう。

本記事では、発生する可能性の高い項目に絞って解説します。

まずは管理費

マンション購入を検討している人なら、まず知っている項目です。

マンションは共同住宅であるため、その維持管理には人件費などのコストがかかります。
これらを管理費として各住戸が負担します。

相場は 5,000円〜15,000円程度

管理費が安いか高いかの大きな違いは、管理会社に委託しているかどうかです。

  • 自主管理物件:管理費は安くなりがち
  • ただし、管理状態が悪くなる可能性もある

自主管理についてはこちらの記事をご参照ください⇒マンションの自主管理とは?やばいと言われる理由とは?トラブルやデメリットを解説

 

当たり前に発生する修繕積立金

修繕積立金が発生しないマンションはほとんどありません。
約99%のマンションで徴収され、修繕工事の費用に使われます。

大規模修繕は一般的に 15年に一度
費用は以下の通り:

  • 小規模マンション:3,000万円以上
  • 大規模マンション:1億〜3億円

これらを毎月の積立でまかないます。

工事費用は年々増加しているため、修繕積立金も増額される可能性があります。
相場は 2万〜4万円程度

 

専用使用権で強烈メリットと別途費用

マンションには「専用使用権」という、所有権ではないものの専用で使える権利があります。

代表例:バルコニー

バルコニーは共用部のため、防水などの修繕は修繕積立金から支払われます。
通常のバルコニーでは追加費用はありません。

しかし、以下のような特別な専用部分がある住戸では別途費用が発生します。

  • ルーフバルコニー付き
  • テラス付き
  • 専用庭付き
  • 専用駐車場付き

費用の目安:

  • ルーフバルコニー:月1,200〜2,000円
  • テラス:同程度
  • 専用庭:同程度
  • 駐車場:周辺相場やマンション内の賃貸駐車場とのバランスで決定

固定資産税と都市計画税

毎年発生する税金です。

金額は固定資産評価額によって決まり、以下が影響します:

  • 建物の築年数
  • 土地の評価額

新築だと 20万円以上 になることもあります。
専有面積が100㎡を超えると、土地の持ち分が増えるため税額も上がります。

築年数が古いほど評価額が下がり、税金も安くなります。
昭和40〜50年代の団地では、固定資産税+都市計画税が 年間3万円程度 のことも。

中古マンション購入時は、年十数万円 を目安にすると良いでしょう。


戸建てはランニングコストがかからない?!その真実とは

戸建てはランニングコストがかからないと思われがちですが、実際にはそうとも言い切れません。

確かに、マンションのように強制的に徴収される費用がないため、ランニングコストは低く感じます。

マンションと違い管理費や修繕費の積み立て徴収はない

戸建ては共同住宅ではないため、管理費や修繕積立金の徴収はありません。

自治会費がある程度で、月数百円の世界です。

これは大きなメリットと言えるでしょう。

 

駐車場は自分の土地に

戸建ての場合は、駐車場は自分の土地に駐車できるのも強烈メリット。

車所有者にとってこれ以上のメリットはないと言えるのではないでしょうか。

車所有者にとっては、なるべく近くに駐車したいところ。

月極駐車場に駐車して1分も歩きたくない。

戸建ての最大メリットとも言えるかもしれません。

自分の土地なので、当然駐車代はかかりませんね。

 

固定資産税と都市計画税はマンションと同様に発生する

固定資産税と都市計画税はマンションと同様に発生します。

土地戸建ての場合は、マンションと違い、土地の所有している面積が大きいため、一般的にマンションよりも戸建てのほうが税金が高い傾向にあります。

1.5倍くらいは違いがあるかもしれません。

 

戸建てのほうが安いけどお金がかかる実態とは

ランニングコストは戸建てのほうが安いけど、戸建ては積立がないため、修繕時に一気に費用が発生します。

外壁や屋根の修繕費用

マンションの場合は、毎月修繕積立金を積み立てるため、その費用で大規模修繕工事を実施します。

その為、工事実施時に改めて一時金が発生するケースは稀です。

しかし、戸建ての場合は、全て自分自身で費用を用意しなければなりません。

外壁の工事や屋根の工事が必要なタイミングでは、数百万円の出費が発生します。

マンションの場合は月1万支払ったとしたら、15年で180万円の計算になります。

戸建ての場合、外壁と屋根の防水工事を実施する場合、建物の大きさにもよりますが200万円は見て置くのがいいでしょう。

こうなると、総合の支出としてはあまり変わらない結果に落ち着きます。

 


結局マンションと戸建てどちらがコスパがいいの?

マンションも戸建てもそれぞれメリットデメリットがありますが、本章では、どのような人にマンションがおすすめで、どのような人に戸建てがおすすめなのかを解説します。

 

マンションがおすすめな人

  • 自分で家の管理をするのが苦手な人
  • 修繕費の相見積等は誰かに任せたい人
  • 多額出費よりも毎月のコスト支出が計画しやすい人
  • 車を持っていない人

 

戸建てがおすすめな人

  • 家の管理は全て自分でやりたい人
  • 毎月のコストを抑えて、貯蓄に回し計画的に支出したい人
  • 車を持っている人

 


まとめ

マンションと戸建てがどちらがいいのかは、永久に議論されるところですが、詰まるところの買う人の性格や、生活スタイルに依存するところが多いでしょう。

なんとなくマイホーム感のある戸建てがいいと考える人もいますが、マンションに住んだことがないだけで、住んでみると、断熱効果が高くて冬は暖かかったり、共同住宅なところがセキュリティの強さを感じたりすることもあります。

先入観を持たず、検討してみることをおすすめします。

土地と戸建ての情報発信についてはこちら⇒ 土地と戸建ての住宅メディア – 何も知らずに家を買うな

 

 


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この記事を書いた人

不動産を愛しています。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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