住宅購入で不動産会社の選び方 家を買う人に向けた見極め方法を解説

家を買うというのは、人生の中でも特に大きな決断です。 結婚、出産、転勤、子どもの進学など、人生の節目に合わせて「そろそろ家を買おうかな」と考え始める人は多いですよね。ですが、いざ動き出そうとすると、最初にぶつかる壁が「どの不動産会社に相談すればいいの?」という問題です。

日本には約12万もの不動産会社が存在し、駅前を歩けば必ずと言っていいほど複数の不動産屋が並んでいます。これだけ多いと、どこに相談すべきか迷ってしまうのは当然です。しかも、会社ごとに得意分野も姿勢も違うため、選び方を間違えると後悔につながることもあります。

しかし、安心してください。この記事では、あなたが不動産会社を選ぶ前に知っておくべき「本当に大切なポイント」を、現場のリアルを交えながら丁寧に解説します。 不動産会社の選び方だけでなく、担当者の見極め方、避けるべき会社の特徴、気をつけたい落とし穴まで、徹底的にわかりやすくお伝えします。

この記事を読み終える頃には、「どんな不動産会社に相談すればいいのか」「どんな担当者を選ぶべきか」が明確になり、安心して家探しをスタートできるようになります。

こんな人におすすめ
  • これから不動産探しをしようと考えている人
  • 不動産会社の選び方を知りたい人
  • 不動産購入で失敗したくない人
  • 不動産会社に転職しようと思っている人
目次

世の中に不動産会社は12万店舗もある

コンビニ  全国約5万店舗

不動産会社 全国約12万店舗

信号の数  全国約20万機

駅の数   全国約9千駅

1つの駅に不動産会社は平均13社以上存在している計算になります。

田舎と、都心とでは、当然0件の駅もあれば、100を超える駅もあるでしょう。

これだけ多くの不動産会社の中から、自分にマッチする会社を選ぶことは難しく感じてしまいますね。

とは言え、不動産はいずれは買わなければならず、人生において、結婚、出産等のイベントのタイミングをきっかけとして皆さん購入します。

 

住宅購入では不動産会社の選び方よりも担当者の質が大切

不動産会社を選ぶとき、多くの人が「大手だから安心」「地元密着だから良さそう」といった“会社の看板”で判断しがちです。もちろん会社の規模や実績も大切ですが、実は住宅購入の満足度を大きく左右するのは 会社そのものではなく、あなたを担当する“たった一人の営業担当者” です。

なぜなら、家探しのプロセスは担当者と二人三脚で進めるものだからです。物件の提案、内見の調整、住宅ローンの手続き、売主との交渉、契約書の説明、引き渡しまでの段取り…。これらすべてを担当者が担います。つまり、担当者の誠実さや知識量、コミュニケーション力によって、あなたの家探しの質は大きく変わるのです。

逆に言えば、どれだけ大手の会社でも、担当者が適当だったり、知識不足だったり、リスクを隠すタイプだったりすると、あなたの将来に大きな影響を与えてしまいます。 だからこそ、会社選びよりも「担当者選び」が重要なのです。

下記リンクを参照ください。

不動産屋の闇 担当者が最悪 担当者で70%決まる不動産購入 いい担当者の見極め方

不動産会社の選び方ももちろん大切ですが、最優先すべきは「担当者があなたと合うかどうか」です。 相性というと抽象的に聞こえるかもしれませんが、実際には非常に重要な要素です。

たとえば、こんな担当者は要注意です。

  • 質問に対して曖昧な回答しかしない

  • 都合の悪い情報を隠そうとする

  • 契約を急かしてくる

  • リスク説明が極端に少ない

  • こちらの希望より自分の都合を優先する

こうした担当者に当たってしまうと、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性が高まります。

逆に、良い担当者はこんな特徴があります。

  • メリットだけでなくデメリットも正直に伝える

  • 物件の懸念点を深掘りして説明してくれる

  • 住宅ローンの仕組みや注意点を丁寧に教えてくれる

  • 契約を急かさず、あなたのペースを尊重する

  • こちらの不安や疑問に真摯に向き合う

担当者の質は、あなたの将来の安心に直結します。 だからこそ、最初の面談で「この人は信頼できるか?」をしっかり見極めることが大切です。

 

家を買う人に向けた見極め方

不動産会社は全国に12万社以上ありますが、そのすべてが同じレベルのサービスを提供しているわけではありません。むしろ、会社によって得意分野も姿勢も大きく異なります。中には、買主にとって不利益になりかねない運営をしている会社も存在します。

「どの会社も同じでしょ?」 「紹介される物件はどこも一緒なんじゃないの?」

そう思ってしまう気持ちはよくわかります。しかし、実際には会社ごとに“見えない差”があり、その差があなたの住宅購入の満足度に大きく影響します。

ここでは、特に注意したい「避けるべき不動産会社の特徴」をわかりやすく解説します。 これらを知っておくだけで、無駄なトラブルを避け、安心して家探しを進められるようになります。

ホームページに「正直不動産」と書いてある会社

正直であることは当たり前です。 わざわざアピールしているということは、裏を返せば「他にアピールできる強みがない」とも受け取れます。

本当に信頼できる会社は、正直さを売りにするのではなく、 “説明の深さ”や“経験値”で信頼を積み重ねているものです。

ローン事務手数料を取る会社

銀行に支払う手数料とは別に、不動産会社が独自に設定している手数料です。 10〜15万円ほどかかることが多く、買主にとっては不要な負担です。

こうした会社は、火災保険や引っ越し業者の紹介など、 仲介手数料以外でも利益を取ろうとする傾向 があります。

ホームページが更新されていない会社

会社の看板ともいえるホームページが放置されているのは、 運営体制が整っていない可能性があります。

住宅ローンの取り扱い銀行が少ない会社

住宅購入において、住宅ローンは避けて通れない重要な手続きです。 しかし、意外と知られていないのが「不動産会社によって取り扱える銀行の数が違う」という事実です。あなたがどの銀行のローンを利用できるかは、不動産会社の実績や信用度によって左右されることがあります。

銀行は、不動産会社を“取引先”として評価しています。 取引実績が多く、ルールを守り、誠実に対応している会社には多くの銀行が協力します。逆に、ルール違反やトラブルが多い会社は、銀行から取引停止にされることもあります。

つまり、取り扱い銀行が少ない会社を選ぶと、あなたが選べる住宅ローンの幅が狭まり、結果として 金利や条件で損をする可能性がある のです。

取り扱い銀行が多い会社には、以下のような特徴があります。

  • 長く運営している

  • 取引実績が豊富

  • 銀行との関係を大切にしている

  • ルールを守り、誠実な取引をしている

反対に、取り扱いが少ない会社は、

  • 実績が少ない

  • 設立間もない

  • 銀行とのトラブルで取引停止になっている

  • そもそも銀行との関係を広げる気がない

などの可能性があります。

買主にとってのデメリットは大きく、

  • 条件の良いローンを選べない

  • 自分で銀行に行って手続きしなければならない

  • 契約スケジュールに合わせた手続きが大変

  • そもそも信用できる会社なのか不安になる

住宅ローンは、家探しの中でも最も複雑で重要な部分です。 だからこそ、取り扱い銀行が多い会社を選ぶことが、あなたの安心につながります。

口コミが良いことしか書いていない会社

不動産会社を選ぶとき、多くの人が参考にするのが「口コミ」です。 しかし、口コミは便利な反面、誤解を生みやすい情報でもあります。良い口コミが多いから安心、悪い口コミがあるから危険、と単純に判断してしまうと、かえって失敗につながることもあります。

また、看板には「売買も賃貸も対応」と書いてあっても、実際には賃貸がメインで売買経験がほとんどない会社もあります。売買は賃貸よりも専門性が高く、経験不足の会社に依頼すると、重要なリスクを見落とされる可能性があります。

さらに、宅建士の人数が極端に少ない会社は、名義貸しの疑いもあり、買主にとっては大きなリスクです。

ここでは、こうした“見えにくい落とし穴”について詳しく解説します。

口コミは買える時代

口コミサイトには、良い口コミを“購入”して掲載する会社もあります。 良いことばかり書いてある場合は、逆に注意が必要です。

口コミは参考程度にし、 最終的には担当者との対話で判断することが大切 です。

実は賃貸メインの会社

売買経験が少ない会社は、法律知識や交渉力が不足していることがあります。 売買は賃貸よりもはるかに専門性が高いため、経験豊富な会社を選ぶべきです。

宅建士が極端に少ない会社

名義貸しの可能性もあります。 2025年4月からは宅建士の人数表示が義務化されるため、必ず確認しましょう。

宅地建物取引業者票の様式変更について:「宅地建物取引業者票」様式の変更について | お知らせ一覧 | 東京都宅建協会 全宅保証協会東京本部

押しが強い不動産会社が合う人もいる

不動産会社の営業スタイルは会社によって大きく異なります。 中には「押しが強い」「営業がガツガツしている」と感じる会社もありますが、実はこうした会社が“合う人”も一定数います。

たとえば、優柔不断で決断に時間がかかる人や、単身者で誰かに背中を押してほしいタイプの人は、押しの強い担当者のほうがスムーズに家探しが進むことがあります。

つまり、「押しが強い=悪い」ではなく、 あなたの性格や家探しのスタイルに合っているかどうか が大切なのです。

 

押しが強い会社の特徴として

  • 広告費を最小限にしている

  • ホームページが古いデザインのまま

  • スタッフ写真が40代以上中心

  • ガッツポーズの写真が多い

などがあります。(あくまで独断と偏見ですが)

営業力が強い会社は、決断を後押ししてくれるメリットがあります。 ただし、あなたが慎重派の場合は、押しが強すぎるとストレスになることもあります。

大切なのは、 「自分に合うスタイルの担当者を選ぶこと」 これに尽きます。

 

まとめ

家を買うというのは、人生の中でも特に大きな決断です。 だからこそ、不動産会社選びや担当者選びは慎重に行うべきです。

この記事でお伝えしたように、不動産会社は全国に12万社以上あり、その中には買主にとって不利益となる会社も存在します。しかし、すべての会社が悪いわけではありません。大切なのは、会社の規模や知名度ではなく、あなたの家探しを本気で支えてくれる“担当者”と出会えるかどうかです。

担当者の誠実さ、知識量、説明の深さ、リスクを隠さない姿勢、あなたのペースを尊重してくれるかどうか…。これらは、家探しの満足度を大きく左右します。 また、ローンの取り扱い銀行の数、宅建士の人数、口コミの信頼性、会社の得意分野など、見えにくい部分にも注意を払うことで、トラブルを避けることができます。

不動産会社選びは難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば必ず良いパートナーに出会えます。 あなたの家探しが安心で、納得できるものになるよう、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

土地と戸建ての情報発信はこちら ⇒ 土地と戸建ての住宅メディア – 何も知らずに家を買うな

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この記事を書いた人

不動産を愛しています。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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