住宅ローン銀行一覧 ペアローン・ワイド・疾病保障・ガン団信一覧 セカンドハウス 買替可銀行一覧

住宅ローン

    住宅ローンを利用して不動産を購入しようとすると、最初にぶつかる壁が「どの銀行を選べばいいのか」という問題です。

    金利だけを見れば一見シンプルに思えますが、実際には団信の種類、審査の傾向、リノベ費用の可否、担保評価の厳しさ、買替時の柔軟性など、銀行ごとに“見えない違い”がたくさんあります。

    しかも、ネット銀行・メガバンク・地銀・信金と選択肢が多すぎて、初めて住宅ローンを組む人にとっては判断が難しいのが現実です。

    この記事では、首都圏で利用されることの多い主要20銀行を中心に、それぞれの特徴をわかりやすく整理しました。

    あなたが「どの銀行が自分に合っているのか」を判断しやすくなるよう、金利・団信・審査傾向・リノベ費用の可否など、実務で役立つポイントを丁寧にまとめています。

    住宅ローン選びで迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

    💡中古マンション購入でよくある失敗・後悔50選|不動産屋が教える買ってはいけない物件

    こんな人におすすめ
    • 住宅ローンを利用して不動産購入を検討している

    • 銀行ごとの特徴をわかりやすく知りたい

    • 団信の違いや審査の傾向を理解したい

    • リノベ費用をまとめて借りられる銀行を知りたい

    • セカンドハウスや買替時に強い銀行を知りたい

    目次

    住宅ローン利用銀行20選 特徴一覧

    住宅ローンを扱う銀行は数多くありますが、実際に不動産購入の現場でよく利用される銀行はある程度決まっています。

    特に首都圏では、メガバンク・ネット銀行・地銀・信金がバランスよく選ばれており、それぞれに強みと弱みがあります。

    金利の低さを重視する人もいれば、団信の手厚さを優先する人、審査の通りやすさを重視する人など、選ぶ基準は人によってさまざまです。

    ここでは、実際の取引で利用頻度が高い20銀行をピックアップし、変動金利と団信の特徴を一覧でまとめました。

    銀行ごとの違いを比較しながら、自分に合った選択肢を見つけてみてください。

    銀行名変動金利団信特徴
    三菱UFJ銀行0.945%7大疾病保障 0.3%
    ワイド団信 0.3%

    三井住友銀行

    0.845%8大疾病保障 0.3%
    8大疾病+日常の怪我+病気保障 0.4%
    クロスサポート 0.18%

    みずほ銀行

    0.775%ガン団信 0.1%
    ペアローン団信 0.2%
    がん・7大疾病補償 別途保険料

    りそな銀行

    0.640%ペア団信 0.2%
    ガン団信 0.1%
    三大疾病保障 0.2%
    団信革命 0.25%

    SBI新生銀行

    0.64%介護団信 金利上乗せ無し
    ガン団信100% 0.1%

    イオン銀行

    0.780%全疾病保障 上乗せ無し
    8疾病保障 0.3%
    ガン保障 0.1%

    ソニー銀行

    0.897%ガン保障100% 0.1%
    3大疾病保障 0.2%
    生活習慣病入院保障 0.2%
    ワイド団信 0.2%

    住信SBI銀行

    0.698%3大疾病50%+全疾病保障 上乗せ無し
    3大疾病100%+全疾病保障 0.2%

    ペイペイ銀行

    0.730%ペア連生団信
    全疾病保障
    じぶん銀行0.679%ガン団信50%+4疾病保障 上乗せ無し
    8大疾病保障 0.3%
    ガン100% 0.1%
    ワイド団信 0.3%

    楽天銀行

    1.259%全疾病保障 上乗せ無し
    ガン団信50 上乗せ無し
    ガン団信100 0.2%
    夫婦連生団信 0.2%
    千葉銀行0.975%ガン団信 0.1% 上乗せ無し有
    三大疾病保障 0.3%
    全疾病保障 0.3%
    連生団信 0.2%
    連生がん団信 0.25%

    千葉興銀

    1.175%ガン団信 上乗せ無し
    ハートフルプレミア 0.3%
    パートネイド 0.35%
    三大疾病団信 0.2%

    多摩信金

    0.975%しんきんフルサポート 0.4%
    就業不能・ガン50 0.1%~0.2%
    ガン100 0.3%
    就業不能 0.2%~0.3%

    埼玉りそな銀行

    0.640%りそな銀行と同じ

    横浜銀行

    0.750%ガン保障 0.2%
    三大疾病 0.25%
    八大疾病 0.3%

    中央労働金庫

    0.875%3大疾病保障 0.2%
    団信革命 0.25%
    ワイド団信 0.3%
    ペアローン団信 0.15%

    フラット35

    2.23%一般団信 0.2%

    MG保証

    1.664%一般団信
    山梨中央銀行1.025%ガン保障 上乗せ無し

    ダブルサポート団信 0.1%

     


    費用をセットで借りることができない銀行

    最近は「物件購入+リノベーション費用」をまとめて借りられる銀行が増えています。

    ワンストップで資金計画が組めるため、リノベーション前提で中古物件を購入する人にとっては非常に便利な仕組みです。

    しかし、すべての銀行が対応しているわけではなく、特にネット銀行の一部は依然として“物件購入費のみ”しか借りられないケースがあります。

    ここでは、リノベ費用をセットで借りられない銀行を整理しました。リノベ前提で物件探しをしている方は、事前に必ずチェックしておきましょう。

    リノベーション費用を借りられない銀行
    • 住信SBI銀行
    • ペイペイ銀行
    • じぶん銀行
    • 楽天銀行
    • MG保証

     


    物件担保評価審査、属性審査が広く対応できる可能性のある銀行

    住宅ローン審査では「属性(年収・勤続年数など)」と「担保評価(物件価値)」の2つが重要です。

    銀行によって審査の厳しさは大きく異なり、同じ物件でも“ある銀行では通らないのに、別の銀行では通る”ということが普通にあります。特に中古マンションや築古物件、リノベ前提の物件では、担保評価がネックになるケースが多いため、評価が柔らかい銀行を知っておくことは大きな武器になります。

    ポイント

    信金はプロパー保証がある場合に審査が緩めになる傾向にあります。

    おすすめの銀行
    • 新生銀行
    • 住信SBI銀行
    • 三井住友銀行
    • 千葉銀行
    • 多摩信金
    • 世田谷信金
    • MG保証
    • イオン銀行
    • スルガ銀行
    • 山梨中央銀行
    • 八十二銀行
    • 鳥取銀行


    よくある質問Q&A

    都市銀行・地方銀行・ネット銀行ではどんな違いがありますか?

    都市銀行(三菱UFJ・三井住友など)は金利が高めですが、実績と安心感があり対面サポートが充実しています。地方銀行は地域の勤務先や年収に融通が利くことがあり、地元での購入なら選択肢になります。ネット銀行(住信SBIネット・auじぶん銀行など)は金利が最も低いことが多いですが、手続きがオンライン完結で窓口相談できないことが多く、初心者にはハードルを感じる人もいます。

    フラット35とはどういうローンで、どんな人に向いていますか?

    住宅金融支援機構が提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。団信加入が任意であり、自営業者・収入が不安定な方・健康上の理由で民間銀行の団信に加入できない方でも利用できます。物件要件(床面積・耐震基準など)があり、適合証明書の取得が必要です。金利は変動より高いですが、返済額が全期間変わらない安心感を重視する方に向いています。

    勤務先や年収によって有利な銀行の傾向はありますか?

    大手上場企業・公務員・医師・弁護士など社会的信用の高い職種は、都市銀行やネット銀行の優遇金利が適用されやすいです。自営業者や勤続年数が短い方は、実績を重視してくれる地方銀行や信用金庫が通りやすいケースがあります。年収は最低300万円以上が多くの銀行の基準で、年収×8〜10倍程度が借入上限の目安になります。

    銀行ごとの金利は毎月変わるのですか?いつ確認すればいいですか?

    変動金利は各銀行が毎月1日に「基準金利」を発表し、そこから優遇幅を引いた「適用金利」が決まります。固定金利も市場の長期金利に連動して毎月変動します。本申込み時点の金利が融資実行時まで保証されるかは銀行によって異なり、「申込時金利」か「融資実行時金利」かを必ず確認してください。申込みからローン実行まで数ヶ月かかる中古物件購入では特に重要です。

    複数の銀行から承認をもらった後、最終的にどうやって選べばいいですか?

    「総返済額(元本+利息の合計)」「初期費用(手数料・保証料)」「団信の内容」「繰り上げ返済の条件」の四点を表で比較することをお勧めします。金利が0.1%違うだけで35年間の利息総額は数十万円変わります。金利だけでなくトータルコストで比較し、「将来手元に残せるお金」が多い選択をすることが基本です。迷う場合はFP(ファイナンシャルプランナー)への相談も有効です。


    病気で一般団信加入不可でもワイド団信利用可の銀行

    健康状態に不安がある方にとって、団信の加入可否は住宅ローンの大きなハードルです。

    過去の病歴や現在の治療状況によっては、一般団信に加入できず、ローン自体が組めないケースもあります。しかし、近年は「ワイド団信」という選択肢が広がり、一般団信に通らなくてもローンを組める可能性が高まっています。

    ワイド団信は金利が上乗せされるものの、持病がある方にとっては非常に心強い制度です。ここでは、ワイド団信を利用できる銀行と上乗せ金利をまとめました。

    ポイント

    過去にガン、糖尿病、心疾患、肝臓系疾患等、その他にも病歴があり、一般団信加入不可と審査結果が出ても諦めずに、ワイド団信を検討しましょう。

    • これから入院予定
    • これから手術予定
    • ガンを現在進行

    などで無ければ、審査承認になる可能性があります。

     

    銀行上乗金利
    りそな銀行0.3%
    イオン銀行0.3%
    みずほ銀行0.3%
    ソニー銀行0.2%
    三井住友銀行1.0%
    住信SBI0.3%
    じぶん銀行0.3%
    三菱UFJ銀行0.3%
    千葉銀行0.3%
    東京スター銀行0.3%
    多摩信金0.3%
    西部信金0.4%
    群馬銀行0.3%
    横浜信金0.0%
    横浜銀行0.3%
    ゆうちょ銀行0.2%
    千葉興銀0.3%
    静岡銀行0.4~0.9%
    朝日信金0.3%


    セカンドハウスで審査が可能な銀行

    セカンドハウス需要は年々増えており、都心と郊外の二拠点生活や、平日用の住まいを別に持つケースも珍しくありません。

    しかし、セカンドハウスは通常の住宅ローンより審査が厳しく、対応している銀行も限られています。ここでは、セカンドハウスとして利用する場合でも審査可能な銀行をまとめました。

    セカンドハウス可能な銀行

    フラット35

    イオン銀行


    買替のときに検討したい銀行

    住み替え(買替)は、現在の住宅ローン残債と新規購入のローンが重なるため、通常の購入よりも審査が複雑になります。

    銀行によっては「残債があると審査が通りにくい」ケースも多く、買替に強い銀行を知っておくことが成功のポイントです。

    以下は、買替時に柔軟に対応してくれる可能性が高い銀行です。

    買替可または、借入額を伸ばせる可能性のある銀行
    • 三井住友銀行
    • きらぼし銀行
    • イオン銀行
    • 中央労働金庫
    • フラット35
    • 全国保証利用銀行
    • 信金系

     


    住宅ローンまとめ

    住宅ローンは、金利だけを見て選ぶ時代ではなくなりました。団信の種類、審査の傾向、担保評価、リノベ費用の可否、買替の柔軟性など、銀行ごとに特徴が大きく異なります。特にネット銀行は金利が低い一方で、リノベ費用が借りられなかったり、担保評価が厳しかったりと、メリットとデメリットがはっきりしています。逆に、地銀や信金は審査が柔らかいケースが多く、属性や物件に不安がある人にとっては心強い存在です。

    また、健康状態に不安がある方でも、ワイド団信を利用することでローンを組める可能性が広がっています。セカンドハウスや買替など、特殊なケースに対応できる銀行も限られているため、目的に応じて銀行を選ぶことが大切です。

    首都圏で住宅ローンを利用するなら、この記事で紹介した20銀行を理解しておけば、ほとんどのケースをカバーできます。あなたの状況や希望に合った銀行を選び、無理のない資金計画で理想の住まいを手に入れてください。

    💡中古マンション購入でよくある失敗・後悔50選|不動産屋が教える買ってはいけない物件

     

     

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      この記事を書いた人

      不動産を愛しています。宅地建物取引士・相続診断士・FP技能士。売買不動産歴10年以上、法人営業、個人営業を経験。売却査定数は5000件以上、内見数は1000件以上、取引数は500件以上、リノベーション件数300件、顧客満足な案件も、訴訟レベルのトラブル案件も経験してきました。不動産購入を検討している人やリノベーションを検討している人、不動産関係者に有益な情報を提供していきます。

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